2024年3月9日土曜日

タフィン村(5)村の結婚式へ


宿の居間の協同の店コーナー
赤ザオ人の山々の植物から(Red Dao Mountin Botanicals、www.redado.org)が
薬草パック(産後や妊娠中にいいもの、足湯用他)
エッセンシャルオイル(オレンジ、ミント、ジャスミン他)
赤紫蘇茶も!

近所の女性たちが作った刺繍の製品あるよ


今日はお母さんと、
近所と言っても山の道を歩いて2kmほどの家の結婚式へ
山の中腹にある保育園、すぐ下には小学校を抜けて。。


多分これから結婚式へ行くのかな?


結婚式は2日あり、今晩が本番らしい
花嫁は、テントの中の暗いところにいて、顔は見せない(花婿は。。?)
誰が結婚しても、亡くなっても、村の人みんなで行くようだ

ごちそうは、豚肉と鶏肉料理(囲炉裏で燻した豚肉もあり)
タケノコ料理二種(干しタケノコ料理うまし)
ピーナッツ、バナナのハナサラダ他
米焼酎で乾杯


時々この楽団(真ちゅうのラッパ、木の太鼓、小さな真ちゅうのシンバル)が
下の右奥の男性(親族)と掛け合わせのように、奏でる
そして、会場を周り、お辞儀を3回して回る
(よくいらっしゃいました)と


ここにかけられる札もシャーマンが書いたものかも。。?
テーブルも、大概男性、女性で分かれて座る


道すがら、黒モン人の家の近くでは、草のように琉球藍が。。!
秋植えー夏収穫ー灰汁(強アルカリ)を混ぜ発酵ー秋に藍染め
日本とは違いここでは多年草だけど、毎年植える方が、藍の色素が多いそうだ

でもここの黒モン人は、ほとんど民族衣装は着ていないので、
誰が黒モン人かわからない。。。
バックハー周辺の市場では、ポリエステルに代わってきているとはいえ、
多くの花モン、黒モン人の女性たちが、民族衣装を着ていた

(その地域差はなぜか?)と、黒モン人のガイドに聞いたが、わからず。。


お父さんの古い中国からの経典から


昼間の結婚式の昼食を終えて、帰る
女性の8割は、見事に皆同じ衣装、同じデザイン、絹糸も同じ種類

男性は1割位、でも上着だけ+普通のズボン
頭に布を巻いている男性は、さらに少ない

世界中同じなのだ、なぜか。。?
単純明快に、男性の方が外に出る機会が圧倒的に多いから、
だと思うけど、どうかしらね?


これはどう見てもイグサ(mat rush)
原産は、インドらしいが、日本、朝鮮、中国に自生中
かっては、熊本、福岡、広島、岡山、高知などが特産だったけれど、
今はほとんど熊本産
(学生の頃、高知でイグサ刈の短期アルバイトをしていた
一番暑い頃2週間、1日ご飯を4回食べて、刈り取り、泥に漬け発色させる)
全体的には、8割が農薬使用量の多い中国産


結婚式会場の入り口


中では、ディスコ風あるいは演歌風に歌って、踊る踊るよ
真ん中手前の男性は、民族衣装を着ているよ