2015年2月12日木曜日

バリ (6) パーマカルチャー農場

 
IDEP Permaculture Farm
ウブドから東へ1時間、ヤヤサン・パーマカルチャー農場(HPあり)へ
災害防止と復興、種銀行(Seed Bank)、ゴミ分別など活動中
 
金曜日午前中はオープンデー、農場の手伝いができる
でも雨だったので、大学で国際関係を学んだセルが案内してくれる
オーストラリアでジャーナリズム専攻の女性も活動中
 
 
マンダラガーデン
バナナやパパイヤ、マンゴー、赤ほうれん草、土壌浸食防止のイネ科の草、マリーゴールド、
いっぱいいっぱい
他にもハーブ園、大きなパッションフルーツと夕顔の棚、種の乾燥小屋などあり
(春には、岩倉の小さな菜園にも作りたい)
 
 
牛糞、センダンの葉や薬草、椰子砂糖などを入れ、毎日かき混ぜると、1ヶ月後には液肥に。
(タイ、ネパールやインドでも同じようなものを作っていたなあ・・)
 
 
バナナの葉で作ったトマトの育苗ポット
 
 
すぐ近くのバリウッド・マンダラガーデン
細長い敷地が続く
明日のオーガニック市にも出店
 

左の用水路からの水を浄化して、右に流れ野菜に給水
水草やイネ科の草で浄化していく
 

 
野菜や果物、種の乾燥器
左は牛糞。毎日日の出と日の入りに小屋の中で火を灯し、牛糞を燃やして祈る
北インドのバイオダイナミック農場でも同じ小屋があった
今では、インドの農村でもすたれつつある伝統
(バリは、バリ・ヒンドゥー教)

バリ (5) 薬草歩き

 
Herbal Walk
  年末の旅行者でごったがえすウブドも、1kmも歩けば田んぼ
昔はラジオなどなかったので、風が吹けばこれが歌をかなでる、鳥避けにもなる
デンパサールで薬草や漢方、インドでアーユルベーダを7年学び、
バリで薬草普及をしているリリーと歩く
 
連れは、なんとオーストラリアのクリスマス島(ジャカルタから1時間だが、チャーター機しかない・・)
(イギリス~シンガポール~今はオーストラリアに属す)から来た女性

 
 
1995年の緑の革命導入後、農薬や化学肥料が急激に増え、10年後にはガンなども増える
島の水源であるバトゥ山をこれ以上汚染しないように、政府が水管理し、
有機堆肥も作って農民に供給している
 
田んぼの除草後大きくなったカモは、ただ食べるために殺生してはならないが、
祭礼に供えるときは許されるという
 
この背の低い米は在来種で、年2回収穫可で赤米や黒米もある。
食べる量が少なくても満足する
背の高い米はF1で、年3回収穫可で価格も安くて白米のみ。(150円・1kg)
でもすぐ空腹になるので、何回も食べることになる。そして病気も増えた・・
 
 
インゲンのように見えるサヤがバニラ!
バニラは多くがマダガスカル産だが、インドネシアも香辛料の山
これも発酵させていい香りとなる
 
少し先にはカシューナッツの木
子どものころは、カシューやココナッツミルクがおやつだった!
 

(左から)ウコン、レモングラス、ショウガ
道端には、白内障にいい白い花、奇跡の木といわれるモリンガ、屋根にする草などいっぱい
まさに、Food Forest (食べられる森)~Forest Garden


バリ (4) グリーン スクール

 
Green School
今日はGreen School(HPあり) へ 
入り口にはLivinf Food Lab (Raw と Living Foods のカフェ)
(冬休み中で生徒はおらず、カフェもお休み)
個室の中に小と大に分かれたコンポストトイレがある棟が、わきにある
竹の建築のデザインは、インドネシア人のチャンドラ
 
 
これはみなのランチの台所 
脇には土のピザ釜(アースオープン)、建物の前には、ココナッツ油石鹸の手洗い所
小さなパーマカルチャー菜園もある、堆肥のための牛もいるよ
 
 
広い敷地(林)の中に、シアターや会議場、音楽室、寮などが点在する
敷地内に川もあり、子どもたちがどろんこで遊ぶ
その橋にかかる竹の橋 (かなり大きい)
 
 
素敵な竹の椅子と円形になる机
自主自立の中で、子どもたちは何を学んでいくのだろう・・
エネルギーは小型太陽光発電や小水力発電で、自給を目指す
 

なんと三階建ての建物!
ツアーガイドは、奨学金で高校を卒業したインドネシアの女の子
何泊かの林間学校のようなものや、インターンも受け入れ中