2016年1月26日火曜日

東北タイの旅(4) 自給農場へ


for North East Thailand (4) Organic farm
ヤトソーンの自給農場へ
これは改良カマド、背が高いので煙が出ないそうだ。
中には池の魚のスープがいい香り
(ネパールでも村々を回り、日干し煉瓦で改良カマドを作ったなあ)
 

 
タイ人男性と日本人女性のカップルが近くで自給農場をしている。
ここはヤソトーン、陽子さんとソンバットの農場
この農場には、薬草や木の芽、パッションフルーツやグァバ、小さいバナナ、
野菜もいろいろ、インド藍やコーヒーも。

 
泊めてもらったムクダハーンのカオ・デーン農場
JVC ブックレット「タイの田舎で嫁になる」のかおるさんとデーンの農場
池にはアヒルと魚、鶏、肉牛。
家や宿舎、離れや家畜小屋、荒地に少しずつデーンが作った。
 
 
台所(右)の前のお母さん担当の野菜畑
細ネギ、唐辛子やナス、ディル、菜っ葉など。
奥には竹林の下に広い縁台とカマド
 
 
菜園の野菜や走っていた鶏をしめて、夕飯。
苦いキーレック(木の新芽)のスープ、おなかにハーブを詰めた蒸し鶏、
豚肉のラープ(和え物)、もち米を丸めながら、いただきま~す。
 
おかあさんにバイシークワンで綿糸を腕に巻いてもらう。

 
最後のバンコック
30年前にカンボジア難民キャンプ(サイト2)で活動していたとき出会った
古~いカナダ人の友人と、9年ぶりに再会。
12年いたインドからチェンマイに引越、イランを2ヶ月サイクリングし帰国したところ。
 
ウイークエンドマーケットの近くのシャンティアソークの菜食食堂と店に。
新しい仏教グループ。お寺や仏塔は持たず、茶色の僧衣(在家は藍の上下)で、
自給し共同体のように暮らす。タイ各地に彼らの食堂や店がある。
 
有機の米やはと麦、木の実、豆腐や豆乳、薬草加工品、木のスプーン、
CDや出版物、藍染の服までなんでもあるよ。


2016年1月20日水曜日

東北タイへ(3)イサーンの味

 
for North East Thailand (3) Taste of Esan
 ウボンラチャタニの公園の角のテントの薬草屋
薬草に埋もれた中に小さなおじいさん、傍らに七輪で煮出す薬草茶

 
おなじみソムタン(青パパイヤサラダ)
青パパイヤの千切りに、ライム、ナンプラー、エビペースト、ライム、
唐辛子、ピーナッツ、などを左の石臼で混ぜながらつく


長ーい棒の先の長けざるで、マンゴーに巣を作る赤蟻とサナギを採る
 

 
ムクダハーンの市場
赤蟻、野ネズミ、小さなカエル、いろんな虫、メコン河の魚や生青海苔、
木の芽や竹の子などが、野菜や果物のより多いかも・・
 
 
イサーン(東北タイ)の保存食
(左2つ)プラドゥック(川魚の漬物):内臓をきれいにとった川魚+もち米+塩
1年ほど発酵させ調味料に
(右)竹の子の塩漬け:竹の子の塩もみ、数日からOK.スープや炒め物なんでも。
 

 
ドブロク作り
町の片隅で見つけた餅麹(ルークバェーング)1個に、8合の蒸したもち米を混ぜて、
数日待つと、おいしいドブロクが・・・


イサーンお母さん秘伝のキーレック新芽のスープ、
とても苦いが良く煮て、ディルや細ネギを入れると
薬膳みたいなスープに。
 

中にココナッツ水が入っているココナッツを割って、中のココナッツを削る
お湯と塩を足してもむと、ココナッツミルク
(若いココナッツは果肉が最高においしい!)

東北タイへ(2)コーンチアム

 
for North East Thailand (2) Khong Chiam
中州のあちこちに侵食された不思議な地形


メコン河のほとりのインド菩提樹木、聖なる木
 


つかの間メコン河を下る
対岸に渡る僧侶を乗せた小船
対岸の山を越えればラオス
 

 
くつろぐ足
木立の中のバンガローで。
向かいはメコン河


泥色のメコン河と青いムーン川(手前)の合流点、コーンチアムへ。
10年ほど前に、
ダム建設のための立ち退き反対運動が起こったパクムーンダムはこの近く
今ラオスとの開かれた国境は7箇所、橋も4ヶ所にできた

東北タイへ(1) プラムビレッジ

 

 
for North East Thailand (1) Plum village
冬至過ぎの夜中に東北タイのプラムビレッジへ
ティック・ナット・ハンのアジア・太平洋のセンター・仏教徒のサンガへ
(関西は、関西バンブーサンガ、kyoto Mindfulness Practice (HP)へ)
 
 
 
12月25日から1月1日までのリトリート
アジアを中心として中国・ベトナム・タイ・日本・香港・シンガポールなどから
250人参加し、若いベトナム僧を中心に170人が暮らすセンターに集まった。
2009年、ベトナムではティック・ナット・ハンの多くの僧院が破壊され、
多くの僧侶がタイに亡命し、荒地にこのセンターを作った
 
 
多くはこの食堂の上の大ホールで行われる
チャンティング、法話、トータルリラクゼーション、5つや14の戒律の授与式など。
タマリンドの木の下では、小グループでダルマシェアリング。

 
15分おきに鐘を呼び、すべての動作を止めて、呼吸にもどる

 
毎朝5:15からの座る瞑想
時には野外で大きなロウソクの回りに座り
十六夜の月のひかり
 
 
食べる瞑想
タイやベトナム風のビーガン料理が並ぶ
(手前左)今回通訳してくれたソーヤ海君
アーバンパーマカルチャー、非暴力トレーニング、ギフトエコノミー
などの共生革命家

 
大晦日の夜は僧侶たちが音楽を。
それは美しい音色
夜は、僧侶たちの読経の中、来年の希望を書いて火にいれる儀式

 
 
暁の光の中、歩く瞑想
 
プラムビレッジのメモから
 
すべてのひとはだれかのために必要
相手が幸せになると私も幸せになる
条件が整ったときに、ものごとは現れる
立ち止まりゆっくり歩くことで、多くのことができる
あなたは私の中に存在し、私はあなたの中に存在している
自分の怒りの根源は、私の中にある
祖先と一緒にこの鐘の音を聞いている
行くのではなく、帰るのでもなく・・・