2018年11月1日木曜日

「みんなの地球カタログ」実践ワークショップ

Earth Catalog Practice Workshop
西宮(兵庫)から山手のハニーガーデンで、
ソーヤ海君「みんなの地球カタログ」(Two versins 発行)実践ワークショップ
 
40年前ははげ山だった3000坪の敷地は、素敵な森に。
多くは、鳥が種を運んできただけ。
その森の中、ナラなどがほだ木のいろんな種類のシイタケ、
手前にはアカメガシワのキクラゲ
 
その下にはアカシアが育ち、養蜂箱が並ぶ

 
ふかふかの枯葉を探ると、たくさんの菌が・・

 
枯草のみの堆肥
(左)ソーヤ海君、オーナーの大東さんことプーさん

 
その周りは、パーマカルチャーガーデン、
ローゼル、カボチャ、唐辛子やミニトマト、花など。
奥には、石を積み重ねたハーブのスパイラルガーデン

 
ハニーガーデンの子供広場の一角で2日間ワークショップ
奥は素敵なカフェ。参加者は子供連れも。
真ん中がソーヤ海君、
彼の活動は、Tokyo Urban Permaculature へ

 
植物を増やす方法は種をまく、挿し木、接ぎ木、取り木など。
今日は燻炭、ピートモス、バーミキュライト、軽石などを入れて、
ローズマリーと(三節残した)イチジクの挿し木(3年で結実!)を。

 
ここが受付、
かおりさんと若菜さんらも進行役、
参加費は、経費+ギフトで。

 
お昼は持ち寄りランチ+重ね煮風みそ汁
                    毎日すごかったね♪ 

 
2日目「みんながアーティスト」
目をつむって葉っぱを触ったり、かいだり・・・
 
それから『周囲の葉っぱ花、土で書いたり、貼ったり・・
私は左上のカードを。
ブルーベリーの葉(薄紫)やローゼルのがく(紅)、葛の葉(緑)やヨモギの葉(緑)、
黄色い花(黄色)の汁でぐるぐる、

 
ソーヤ海君が生まれてくる子供たちに伝えたい言葉
 
自分らしく生きる。Be yourself.
必要なものは、身のまわりにある。You have everything you nedd.
すべてはそうぞうしだい。 You can create whatever you want.
すべてはつながっている。Inter-being.
たのしんで生きる!Just have fan !
 
スタッフ、参加者のみなさん、2日間ありがとう
私は、11月半ばから年明けまで熱帯アジア(ラオス、北タイ、北ビルマ)へ。
 

収穫の秋

Harvesting in Autuman
 
なんと小学校の校庭からこぼれた栃の実を見つける!
ムベの実、キボウシ、はるかイランの皿の上、
 
(「0円キッチン」の食べられる果実や野草マップできないかな?)
 
 
収穫始めの
(左から)ハト麦、金木犀(中国茶へ)、ヤブツルアズキ(はじけるとき大きな音が!)、長雨でやっと収穫したシコクビエ。

 
高知の実家の菜園と採集もの
 
(左から)去年掘り残しの落花生が育った、
県立美術館近くのムクロジ(石鹸に)、
地キビ(硬粒種、粉がおいしい!)、高知城のカヤの実
(右)干ばつに強いタカキビ

 
(左から)えん麦(オーツ)、スペルト小麦2種(ストローはきれいで長い)
(下)裸麦(丈は低く、梅雨前に収穫可)、
今年は裸麦のみ播いた
 
あとニンニクと玉ねぎ少し植える予定

 
生七味:生の唐辛子、ユズやミカンの皮、エゴマや胡麻、
紫蘇粉、ショウガ、醤油麹など
ユズ塩:ゆず皮、塩(2割)、ゆず酢と塩麹少し

 
宮崎からもらったウチワサボテンをやっと収穫、
中々成長しなかったけれど、2年目にやっとニョキニョキ、
(メキシコ南部の村でよく食べていたなあ)
 
パクチー、玉ねぎ、青トマト、ニンニクやオリーブ油を加えてサボテンサラダに、

 
波照間から持ってきた月桃は冬に枯れ、また発芽、
今日ひと株、種取びとにもらわれていく。
大阪や奈良の平野では、路地で大きくなるそうだ!
茎で紐、葉っぱで蒸し物など。

 
オクラの立派な根
菜園が小さいので、中々種まで見取れない・・

笠岡諸島・六島

 for The Kasaoka Islands, Mushima (Okayama)
 
高知の帰り、岡山・笠岡諸島・最南端の六島へ (南隣の島は香川)
周囲4.2km、60人小島。戦後すぐは180人いた。
 
全国の大学のインターンシップ(NPOエリアイノベーションから)やみなの協力で、
自炊の宿・島小屋ができた。外には岩風呂もある!
週末はカフェも営業中

 
埋め立てた港の待合所、奥は月2回医師が来る診療所
生協の宅配もないこの島で、買い物は、
なんとイオンの宅配が、週1回届くそうだ。

 
暖地に行くと、いつもキダチアロエの勢いに圧倒される!

 
昔はタコ壺も陶器だった
今はオールプラスチック

 
185mの大石山へ、
蜘蛛の巣をかき分けかき分け、
(泳いできた)イノシシの獣道と化した山道を登りながら・・
灯台の向こうは、香川の島々

 
後ろは2003年に休校し、2007年に再校した小学校、今は全生徒3人。
昔中学校は笠岡で寮だったが、今はスクールボートで神島中学校(全生徒15人)へ通える。

 
家々が見えるが、ほとんどは空き家、
島の家は潮風で痛みも早く、車道がないので(廃屋になっても)運搬がむずかしい。
この部落で暮らしているのは、17世帯のみ。部落はふたつ。
 
1970年代バブルのころは、薬屋、電気屋,服屋など
島めぐりの行商が来ていたという

 
待合所にあった小学校新聞
ヒジキの作り方:1月干潮時浜へ、ハサミで5㎝残して切る。
重いヒジキを家まで背負って上がるのが一番大変、すぐ水洗いして2-3時間置く。
 
1時間煮ると緑色になり、1時間蒸す。
2-3日スダレに広げ、まんべんなく天日干しすると茶色に。
ゴミを採って袋詰め。ごくろうさま。
 

 
ゴミのように捨てられていた網の美しい重し
こちらのも、昔は陶器だった。
漁師の妻たちが、地元の土で焼いていたらしい。

 
車道はないので、これで急な路地を運搬する。部落共有の運搬車。
公民館、地区交流、島小屋と毎日大忙しの三宅さん
おいしい島ごはんとお話をありがとう。
 
帰り笠岡で見つけた「かさおか島づくり海社」のパンフには・・
島育ちの名品がいっぱい
小飛島のぶんず(緑豆!)、飛島の椿油、高島の金胡麻、
北木島の天然灰干しの魚、
また、白木島では公民館に集まり、綿から反物まで作っている

愛農会・夏の集中講座

Summer intensive course at Ainokai
 
終戦1945年、自主独立の運動としてできた愛農会の、2泊3日の夏集中講座
初日は、全国で唯一の有機農業を基本とした全寮制の愛農高校へ(三重・青山町)
アカシアの木の下の山羊
 
 
翌朝は、奈良・羽間農園のお話
稲麹から麹を起こし味噌を、海水から塩を作る。
(左)森の中で揉みながら3日発酵させた番茶、とりたてマコモ

 
翌朝は、改良型愛農カマドで炊いたごはんをいただく。
 
 
翌日は、3月11日以降、福島・飯館村から三重に避難してきた村上真平さんの
なないろの空農場へ
 
まず始めに便器の下にピートモス(微生物の多い泥炭層の苔状のもの?)を
たくさん入れ、大小分別してないものを、順番に奥へ押しためていくと、
半年後に手前のような水分も匂いも全くない堆肥状のものに!
 
トイレ終えるごとに、これを少し便器に入れ、すべてが循環している!

 
あいにく霧雨の2日間
1階は広~い筒抜けの土間、
麹を作ったり乾燥させる室(ムロ)や醤油などを保存する倉庫も。2階の両脇が寝室

 
改良ロケットスキッチンストーブと、その余熱のペチカ
この広い土間の1階が、遠赤外線で蓄熱され冬も常に13度くらいに保てるそうだ
使う薪は、1日一束!

 
手作り三輪車
 

 
雨でほとんど野外には行けなかったが、
下の自然栽培、畝幅の広い菜園
ここまで雑草防御できるようにするまでが大変(と思う)
 
愛農会は他にも農産加工集中コース、有機認証講習会、韓国平和交流会など
多様なことを開催、詳細は、愛農会HPへ。