2021年4月3日土曜日

春分の醤油仕込み

Prepare Soy source
ゆめ見る椿、日仏会館にて


四海波花かご作り(孟宗竹)


簡単そうだけど、20工程もあるよ・・


春分の醤油仕込み
各自好きな多国籍塩を1㎏持ち寄って、味見した後・・


三重の醤油麹と混ぜる


湧き水を加え日向におき、1年間お世話する
梅雨明けまで1週間に一度、その後は1か月に一度天地返し、よく観察する
約80ℓから、来年大寒のころ、一升瓶30本取れるはず



今年も自粛して、アパートの桜の木の下で花見
エシャロットのヤンニョム+醤油麹+和風ピクルス漬け、焼うどん、野草天ぷら、
沢庵、カンゾウあえ、大根豆鼓あえなどなど


上手前:花と野草のチラシ寿司に
菜の花、セリと三つ葉、クコの葉、ローズマリーの花、キンセンカ、タンポポなど


ムクロジがなくなったので、柑橘の皮を水に漬けた洗剤を。


(スギナも出てるし、もうないか)と思っていたら、
前の川原でツクシ少し収穫


塩蒸しして軽く干しで保存、
カルシウムを少しづつ取る!


恒例アパートのくるくる市
低温乾燥機や麺カッターもあるよ
アパートの住人が出して、だれでも持ち帰り可

居場所作りで雑巾用にする古タオルも募集中→京都ボランティア会へ

 

うりずんのヤンバルで(4)琉球藍・泥藍工房

Ryukyu Indigo Workshop

数年前から草竹工房を始めた女性の家へ
大湿帯(開拓部落の自治区?)にて
左から:芭蕉のバッグ、アダンのバッグ、クバの鍋敷き,ホウライ竹籠など
それは素敵な温かみのあるものたちよ


コシダ(ワラビと呼ばれている)
茎は1m以上になり、8月収穫、その日に編む
今は今帰仁に、わずかな継承者がいるだけ


琉球藍・泥染工房の琉球藍畑、挿し木畑もあり。日陰が好き。
彼は、数年前カンボジアの村に染色指導に行っていたという
なんと、沖縄には泥藍のみ分けてくれる工房も、いくつかあるそうだ


上の樽:琉球藍全草を発酵させ、下の樽:消石灰入れてアルカリ度を高め、
泥藍となり不純物を取って濾す


泥藍の花


ヤンバルの森で、からみからみつつ成長す


中々乾かなかったけれど、今回刈り取った草たち
上から:アダン(細)、アダン(太)月桃、コシダ
何になるかしらん・・


友人がコシダの中芯で編んだコースター(ワラビ編み)
真ん中:浜辺に流れ着いたオキナワキョウチクトウ(みふくらぎ・毒!)の実


那覇のトイレで


那覇・国際通り細道はいる「ゆかるひ」コミュニティカフェ・
たくさんの沖縄関係の本やイベントあり。
おいしいランチ後、
Seed Library も始めたので、ローゼルと蝶豆をもらう(借りる)
種は冷蔵庫で保管中。

沖縄・たねの日一粒目は、昨年ここで開催
今年は2月末、糸満の工房と野外で2回目


3月下旬、桜吹雪の京都へ

沖縄は10回近く行っているけど
サトウキビ刈り、熱帯農業研修、WWOOFなどほとんど先島(八重山諸島)だった。
そしていつも船で、この10年前までは・・
鹿児島からあちこちの島に寄りつつ、黒牛を降ろしたりしながら・・

始めて石垣島でサトウキビ刈りしたときは、
横浜~マルセイユまで2か月くらいかけて船で旅した大先輩にも会ったなあ。 

この10年は、沖縄パーマカルチャー・ネットワークと、辺野古ツアーで本島に何回か。
情緒なくLCCでさっと着いてしまうけれど・・
沖縄から見れば、本土が離島なのだ。

 

うりずんのヤンバルで(3)島の民具

Folk crafts in Island
芭蕉の種類(実・花・糸芭蕉)・部位と使用法
芭蕉布会館にて


昔の芭蕉布


国頭村・道の駅で
トウツルモドキの籠やザル
国頭村には、籠作りを教えてくれる厳しいおばあがいるそうだ


アダンなどがうっそう茂る藪を超えると海
そこで、アダンのトゲ取り


飛べない鳥、ヤンバルクイナに注意


ここにも幸せな大家族


島の民具 南山舎
竹富島出身・石垣島在住の富本衛さん・著
大宜味村図書館で借りる


アダン、カヤ、クージ(トウツルモドキ)、クバ(ビロウ)、月桃
ススキ、ソテツ、竹、タコノキ、稲わら、ンーマ二(クロツグ)などの
素材別民具の作り方、彼の師匠、民具の変遷なども。

次は訪ねてみよう!

 

うりずんの沖縄で(2)ヤンバルアートフェス

Yanbaru art festival
浜辺にはたくさんあるアダンの木


大宜味村道の駅で
クバの葉の帽子、琉球竹の籠、クバのウチワ



大家族のガジュマル


ヤンバルアートフェスティバル ~サトウキビを食べる
昔は牛や馬で引いただろう砂糖絞り器を人力で
真ん中に収穫したてのサトウキビを入れる



パイナップルやサトウキビ搾りかす、芭蕉の幹などで紙作りWS
トロロアオイの代わりに、ハイビスカスの葉をたたいて、ねり作り
(ジャマイカビジネス開発センターで葉芭蕉で紙を作っていたのは、2005年・・)


絞ったサトウキビジュースを煮詰めて黒砂糖になるはず・・
でもフェスが終わるころも、まだゆるゆるだったなあ・・


浜でトップのアダンのトゲ(裏中央にもある!)を取り、1㎝くらいに割く
アダンの葉の草履はそれは素敵だけど、無理・・

 

うりずんのヤンバルで(1)月桃刈りと山へ

First summer in Northern Okinawa (Yanbaru)

関西の非常事態宣言が解除されたら、羽がニョキニョキ
サクランボとグミ、桑の実の盛りの沖縄へ
湿度75%、最高温度25度(京都は30%、16度くらい)
香りたかい月桃(ショウガ科・サンニン)の葉
餅を包んで蒸したり(ムーチー)、お茶、茎で紙をすいたり、虫よけにも。


茎は、とてもしなやかないい縄がよれる
茎を刈り1㎝くらいに切り、屋根で干すが、湿度が高いので、中々乾燥せず。
刈り取りは、開花の前後がいいそうだ
在来(葉は固い、背は低い、香り高い)と大輪月桃(葉は薄い、背は高い)あり


葉っぱと茎の一部はお茶に。


ある日、ネクマチジ岳へ
あらゆる植物名を知っているような森のガイドと。
ヤンバル(恩納村より北部)に多いヒカゲヒゴ


熱帯~亜熱帯の多いばん根


トウツルモドキ
4つに割いて、素敵な籠を編む


大宜味村、友人の小さな赤瓦の家
ほとんどこの家にいた

 

基地の沖縄


American Army Base, Henoko in Okinawa
沖縄県(県土は全国の0.6%)に、日本全土の基地面積・軍人の70%がいる
普天間基地の辺野古・新基地建設に反対(県外移設希望)し、
ジュゴン泳ぐ豊かな辺野古の海を埋め立てるため、
全国、沖縄からの土砂運搬を止めるため、非暴力の座り込みを続けている

すぐ近くのjn沖縄平和サポートセンター
物販、資料と事務所、民宿、トイレなど。
www.standwithokinwa.net (日・英・韓国・中国語)


座り込みガイド


海上でも監視を継続中


1日3回の土砂運搬時に、基地ゲート前で座り込み
ベンチで待つ間には、アピールやあいさつあり
島バナナや水も用意している



沖縄本土ではあちこちで見られる米軍基地前の注意書き
数年前から八重山諸島。宮古・石垣。与那国島に自衛隊基地ができた。