2020年9月19日土曜日

たねの日とギフト

Seed day and Gift
これはなあに? 


ある日の収穫
徳島のモチトウモロコシのヒゲはお茶に、皮は巻いたり包んだり、編んだり(?)・・・
ヘチマは化粧水やタワシにもしたいけど、葉は茂れど、実は少なそうな夏


夏の朝は、生ジュース
庭のツルムラサキとモロヘイヤの上に、
イチジクと奄美の島バナナ


たねの日10粒目(春と秋よ)、堺町画廊にて
自給自然農・三重の池添君の雑穀とお話


彼の種の図書館、種を借りて返す、先の世代のためにも。
この後は、種自慢大会
紫モチモロコシと大麦(万年星)持参
滋賀・余呉の焼き畑の山カブラ、それは赤い赤米、白いモロコシ、そら豆もらう


街角のギフト

盛夏のランチ (写真が消えた・・!)
(左上から)玄米ミルク+奄美のパッションフルーツ、人参アチャール、
エゴマの葉・醤油漬け、モロヘイヤあえ、
ネギ味噌、紫蘇の実・醤油漬け、雑穀ごはん


今日は粉日和
(左から)黒米、カルダモン(殻は燻製用に)、コーリャンダー、
ハト麦(クリーム状にして肌の黒すみにもいい)


またギフト

 

夏の蒸留水

Making Herbal water
今日は花脊で蒸留水作り
庭のレモングラスやローズマリー、ムクロジなどで


リカロマ・ミニ 
ビーカーで植物を煮て、上に入れた氷で冷やし、中の小さなグラスに蒸留水がたまる
30分で100㏄位できる、早い!

花は100度以下なので、別の道具が必要
レモンやジンジャーリリー、金木犀の花でもしてみたいなあ


ローズマリーのビーカーを取ったあと


出来上がった蒸留水で保湿クリームや石鹸作り


 お茶用のムクロジでもいい香り
マスクの内側や、石鹸水と混ぜたり、匂いけしにも

熊野古道へ

Way to Kumano Pilgrimage 
8月末、熊野神社大社(和歌山)近くへ、宿や・れもん(自炊)泊
地元で刈り取ったもと水田のガマの葉持って


こちらはカヤツリグサ
九州ではこの亜種で細工もしているようだ


熊野(和歌山)へ
期間限定のそよそよ茶屋
アメリカで始まったカルマ食堂の流れで。
前のひとが自分たちのために支払ってくれ、自分たちは、次の人へのギフトで支払う
野菜などと交換でもOK


なんと早生・コシヒカリの稲刈り(自然農)
早朝5:30から始まり、昼にはもうばてぎみ
それでも子供達も強力なお手伝いで、やり終える
(今年のお米は取れるかな~)


野生と在来種を栽培しているマコモ専業農家の畑
奥が野生種


近所の女性が編んでいる亜麻や苧麻、マコモやワラなど
繊維は、なんて美しいのだろう


近所の創作ソバ料理屋へ
鮫皮でワサビをおろす


毎日違う川や温泉に(河原を掘れば温泉あり!)
ここは土建屋さんが毎夏作ってくれる子ども用プール


宿の木陰で、干したガマの葉を、水に漬けながら円座を編む
それでも暑い・・


宿の広い縁側、奥は半野外の台所
手前左上:できあがったガマの円座
(こういうテラスがほしい!)


今回は暑すぎて、熊野古道は歩かず・・
次回に


帰りは熊野市(三重)の丸山千枚田へ
日本最大の枚数、1300枚
平均面積10坪一部はオーナー制度で活用中


海岸沿いの鬼ヶ城、浸食された砂岩が続く



 

タデ藍の生葉染め

Dyeing Fresh Indigo
毎年タデ藍を植え、生葉染めと湯漬け発酵
でもこの長梅雨で、一番葉の刈り取りは8月始めに・・・
(こぼれ種で発芽は中々できず・・)


みなでするときは、タライで皆で葉をもむと楽しい
ひとりのときは、ミキサーでタデ藍ジュースを作る


タデ藍ジュースに絹を浸す~流水で洗う~日陰で干す、を繰り返す


夏の早めに採取するときれいな水色に、
遅いと緑がかるようだ


夏の水キムチ
畑のキュウリとトマト、ナスとミニトマト、スダチとニラ、
胡麻と米のとぎ汁、酒粕や発酵ジュースも少し入れてみた


8月は連日36度以上、夜中も30度!
冷房嫌いでも耐えがたく、テラス側にスダレと古い麻の蚊帳布を吊るす


生葉染めに使った後の茎を水に差すと、2-3日後にはすごい発根!
これをまた菜園に植える

 

ワラボウキ作り

Making Rice Straw Broom
滋賀・高島・椋川にておばあちゃんたちから、
ワラボウキ作りを習う
まず木槌づちで、ワラをたたいて細工しやすくする
この家の土間には、たたき台の丸い平たい石が埋め込まれている


午前中は、丸い鍋敷き作り、午後からは、ホウキ作り
みなの手から、なにかが生み出されていく


重要無形文化財のこの家は、地域交流センターになった
家の板間に大きなカマドあり
(私の暮らす地域には、土間の真ん中にあるカマドあり)



ホウキは、稲わらの中心のミゴのみで作るので、ミゴ取りを地道に・・・


壁にかかった昔の藁細工
山菜採りの籠、背負子の肩かけ、ワラジなど
教えてくれるおばあちゃんたちは、みな70才以上
手仕事の知恵は継承されていくのだろうか・・・


この家の2階には、屋根用ヨシが保存されている


できあがり!
みな形が違うワラボウキ、


 

盛夏・植物の風景

バカボン・盛夏の野草サラダ               
 エゴマの葉、クレソンやミズナ、桑やミョウガ、スベリヒユやセリなど、
黄色はコスモスの花びら

                       
           アパートの住人の野菜アート
久々にウメノキゴケ染め
コケを熟成させるアンモニアを減らして、自作尿を半分くらい入れてみた・・・
  バランを摘んで茶盆に
今日は、2年前に奈良で作ったウーロン茶、高知の碁石茶(後発酵茶)
        クララルンプールの中華街で見つけた岩茶を        
嵯峨野の奥、清滝の竹紙のギャラリー・テラにて
和歌山・龍神村で竹紙をすくひとの竹紙繊維が藍液の中で泳ぐ

この近くに私のルーツがある(多分・・)
応仁の乱のころ、京都から高知へ逃げてきた家と同じ苗字の町がある