2019年12月30日月曜日

近所で餅つき


餅つき
Pounding steamed rice cake
12月も半ば、やっとショウガ掘り
ショウガは種ショウガ(左:古ショウガ)も食べられる!


セロリと赤人参の和風ピクルス
モチ粟粉とリンゴジュースを弱火で煮ていくと、おいしいクリームに・・
シナモンとアーモンドスライスをかけて


初氷の翌日、近所のアパートで餅つき
米軍レーダー基地ができた経が岬のもち米で。
黒米、タカキビと粟、黒小石や黒大豆入りを、
クルミ味噌や大根おろし、納豆やアンコなどを付けて。
美味しいキムチ鍋や白味噌汁もあるよ。ごちそうさま。


黒小石入りを丸める


外では、投げ銭の野菜あり
大原で炭素循環農法で育てたそうだ、大きいこと!


次の日は、近所の餅つき、こちらは石臼


ムシロにきれいに並んだ白餅


胡麻味噌や大根おろし、黄な粉などにからめて。
持ち寄りの漬物や、裏庭で採れた鹿のみぞれ煮も並ぶ
来年も飛べる年でありますように

2020年年明け、鹿児島・指宿の自炊宿で砂蒸し(地熱で55度!)
その後1月15日~3月2日は、南インドへ
14年ぶりのインド、e-visa 5年ビザ取得(マルチ・1回180日滞在可)
オーラビル~ケララの水辺~アーユルベーダ病院でデトックス
2月はまるまるアーユルベーダ病院で、
デジタル・デトックス(オフライン)なので、よろしく


冬のわら細工

 冬の藁細工
Rice straw work in Winter
久々の知恩寺の手作り市で見つけたすてきなしめ縄たち
以前「種の展示会をしよう」と話したひとだった


今日はマヤルカ古書店で、稲わら細工のワークショップへ
右:稲わらのしめ縄、左:タカキビの葉の鍋敷き



主催の星崎さんは、ミノなど藁細工を学ぶため福島へ移住
彼女が作った藁靴


1日目は稲わらのホタル籠作り
北タイで作ったおまじない(魔除け?)にも似ている


近所でしめ縄作り
まず稲わらのはかまを取りきれいにして、木つちでたたいて柔らかくする

上:玄関用 中に芯あり
中:これからしめ縄になる
下:車用と水場用
右:しめ縄
寄り方は神様に供えるしめ縄は、左寄り
まず9本ずつ2本で寄り、3本目を合わせる


ワークショップ2日目
彼女が栽培したタカキビでホウキ作り
むずかしい・・


できあがったしめ縄、下は瀬戸内会の小島で見つけた貝
ここらの小学校は、高学年でしめ縄作りがある
これも近所の小学生用のしめ縄の型

12月30日に飾り、1月15日(旧正月)のどんど焼きで燃やす

拭き漆ごはん会と木ロクロで木地作り


 Pot luck lunch with Wooden bowl with Urushi.
and Turning Wooden Wheel 
拭き漆の器のごはん会と木ロクロで器作り
清滝・竹紙のギャラリーテラにて


 この夏、みなが作った拭き漆の器たち
右下が私の器
木の種類や拭く回数、拭き方で様々な仕上がり


ひと月後、漆部の何人かで、近江舞子の民家「大きな木」でおいしいベジランチ後、
近くの「ほとりぽとり」へ、毎月のウッドワークに参加
ヨーロッパ式・足踏み木ロクロで木地を作る


特注のノミ


1日かけると丸太から器ができる
桜、ホウの木など


まず丸太を斧(オノ)や鉈(ナタ)で整形するのが大変
その後外側を削ったあと、内側を。
(きれいな桜の木くずは、燻製用にもらってきた)



木の手仕事の本もたくさん


目の前は琵琶湖だが、みな木ロクロに夢中で気がつかない・・?


台風で倒れた美しい松の根


最後は、削り馬で固定し仕上げ
(これはクリスマスツリーができるかな?)
その後、近くのかけ流し・ぬるめの温泉でへ暖まって帰路へ

たね祭り 

 たね祭り
Seed Festival in Mie
毎年11月22日は、たね祭り、三重のひらめきファームにて
JRの駅から,1時間近く1日3本位のバスで行くと・・
バス停にはカカシが待っていた


ふくよかなアワ


オレンジ色の上着が池添君
彼の自然農のファーム、学びが多し
刈り終えたアマランサス(赤)や雑穀畑
野生化した食用ホウズキ、いろいろなカブも。


数十年前までは、日本各地の山間の畑で、硬粒種のキビ’(トウモロコシ)があった。
色もさまざま、荒割りにしてご飯に混ぜたり、粉にして団子に、完熟前に蒸して。


持ち寄りランチの後、どこからともなく種の交換会(自慢?)の始まり
米あれこれ、根菜や葉物、豆や芋類、
私は、モロコシと裸麦を持っていき、タデ藍と里芋を分けてもらう


火が多い家
これは、居間のガンガン燃えるロケットストーブ
実だくさんの味噌汁か?


台所の鉄のストーブ
里芋と薬草茶がぐつぐつ・・
この後、焼き魚と日本酒で一杯


池添君の丸いハゼかけ!
たわわな稲束が丸くかかっているところを夢見る

2019年11月24日日曜日

おっきん!椋川

Village Fes, Mukugawa, Shiga
やっと、おっきん!椋川(滋賀)へ、安曇川駅からバスで40分!
ここは数キロある部落を歩いたり、周遊バスでめぐる
 
この蔵に住み着いた菌で、おばあちゃんがなれ寿司を作っているそうだ
冬に、鮒やサバをご飯で漬け込み、秋に出す
ぜいたくに一匹購入

 
山羊チーズを作っている中島さんブースの奥では、
子供達が泥絵具遊び(右端が泥絵具の絵)

 
栃餅を搗いている最中

 
こんな湧き水があったら、冷蔵庫はいらない

 
今まで見た中で一番美しい、タデ藍の生葉染め
近所でスクモを作っている女性も来て、立ち話

 
以前お米を購入していたミネモリサンのキンネコジャラシのリース
冬グミやキンセンカの花びら(ハーズソルトへ)をいただく

 
おっきん交流館で、稲わらの鍋敷き作り
80才のおばあちゃんの手

 
左から:炭俵のふた、作った鍋敷き、わら手ホウキ
次は、ホウキを作りたい。
 
どこも主食の穀物の葉っぱでいろいろ作るのね、
欧米は麦わらで、中南米はトウモロコシ皮で、東。東南アジアは稲わらで。

初冬の菜園から

 

Vege Garden in the biginning of winter
久々のドブロク作り
米麹と蒸し米を水に混ぜるだけ、おいしい酒粕も少し元種に。
毎日かき交ぜておいしくな~れ

 
ただいま断捨離中、
テラスの物置の奥から繭玉が・・ 信州・下伊奈の農家から
灰汁(アルカリ)で煮て真綿を作る

 
関東+東北の旅の前に播いた裸麦・万年星
ぐんぐん育つよ

 
マスタード用のナタネも少し
ショウガや菊芋も収穫しなくちゃ。

初冬の岩手へ

 
しあわせの経済フォーラム(横浜)参加し、銀の匙、古い友人たちに会ったのち、
 
2011年8月東北大震災後、東京からボランティアバスに乗り、
宮城のカキ養殖家を手伝った以来、8年ぶりの東北へ

 
for Tohoku, the bignning of winter
 
花巻温泉郷、大沢温泉・湯治屋へ
部屋は廊下に面し、布団やコタツ、シーツなどを加算していく積立式
自炊の他、売店や食堂、ごはんやみそ汁だけも頼める


 
100年も前までは、定住しないひとびともたくさんいた
マタギ、木地屋、養蜂屋、旅芸人など、
そのころの記憶はどこに・・?
 


 
ここは、10円で7~8分のガス
内湯、川に面した露天風呂が4か所あり

 
温泉後、盛岡~一戸~二戸で手工芸をめぐる
盛岡、昔も今も素敵な光源社後、
紺屋町で本藍の型染の巴染工、南部鉄器、籠屋のゴザ九にはモロコシのホウキも。

 
翌日は初雪
いつもは10月下旬の初雪が、今年は11月半ば
黄色いカラマツ林が美しい
 
一戸手技工芸館では鈴竹細工やさき織。
鳥越もみじ交遊舎では、竹細工の体験・研修もあり。

 
二戸・浄法寺の漆店・滴生舎にて、うるしかきの道具
 
今や98%の漆は中国産、わずかな国産の70%は、ここ浄法寺産
 その生漆で、京都で拭き漆を習って2年目になる
 

温泉では、ソバ粉を平にしたものが数枚はいっていた
友人の家では、小麦粉で作った具沢山のへっちょこ汁を、
ストーブの上の大鍋で


 
その浄法寺歴史民俗資料館
 
道の駅では、粟・ヒエ・キビ、それらの加工品(麺、焼酎他)、赤アマランサスも。
東北は、あらためて本当に豊かだと思う。
次回は、震災復興途上の旅を。