2024年2月29日木曜日

中国国境ラオカイにて


後先になったけれど、ドブロクを蒸留し、米焼酎にしているところ
一番下が鍋、次にヤシの幹(この中にドブロクがあるはず)一番上に水蒸気を冷やすための水
男性の手前にあるカメに、冷やされた水蒸気が、焼酎となり滴り落ちていく


朝6時に起きて、Thai Ngyenのバス停へ
ベトナムは、数時間以上乗るバスは、寝台バスも多い
140度くらい倒れる席が、40席近くある
6時間後にラオカイへ、1000円なり、途中トイレ休憩2回


おお、国境で大好きな豆腐花
緑茶入りとタピオカボール入りで60円


川向こうの真ん中の建物は、中国、河口駅


出入国管理事務所(イミグレーション)は、中国人とベトナム人でいっぱい。
近いうち、中国へのビザがなくなる(元に戻る)という噂あり


河向こうは、中国
ベトナム側には、長ーい河川敷が広がる、
小さな区画の家庭菜園のようなものがいっぱい
これは個人で作っているのだろうか。。?


旧正月(春節)の飾りが残る路地


初バインミー! 
パクチーいっぱいと、野菜、魚肉?を入れてもらい、120円
水タバコも用意してあるよ


迷った末、街で金の店(ゴールドショップ)で、円をベトナムドンに換金して、ホッとする
宿に帰れば、ここにもお茶と焼き栗まであり。
お茶文化はうれしいな

 

Thai Hai 村(5) 養蜂、米焼酎作り、ベトナム鍋


この大きなボイラーは、お湯用ではなく、蒸気を作って送る
台所に送り、野菜や豚肉を蒸したり(それで、毎日蒸し野菜があるのね!)
米焼酎作りで、米を蒸すときにも使う


用法でできた蜂蜜を緑茶に入れて。
出来上がった低い台付竹籠を、いぶし中。
(最後の晩に、これをいただいた)


養蜂の巣の形は、八角形なので、この蜂の家も八角形、40箱ほどあり。
偶然この近辺で蜂を見つけたフランス人養蜂専門家も、村の家族となり、毎年村を訪れている


今は冬で寒いので、蜂たちは、中で固まって体温を保持している
4−10月の花の季節は、10日に一度、一箱から1リットルほどの蜂蜜を取る
3−5kmほどが蜂の行動範囲


居間に置いている酒壺から、米焼酎を汲み出す


新年の遊び
中に米を入れたクワコーンを振り回し、竹の上に付いている紙を破る


一番最初に破いた人には。。


今日は、ホットポット
川魚、山盛り野菜、豆腐、バナナの花など


自分でタレ(薬草、酢プラス唐辛子、魚醤や小さいミカンなどを混ぜて)
を作ってただきます。最後の〆は、なんとインスタント麺!

仲良し中学生女子と初日滞在した家の主(元薬草師)
親と一緒に食べてない子供も多い。
親は仕事中だったり、家族からの自立心が大きいように感じる


今日は、ハノイからシニアグループが泊まりがけできたので、夕食後ショーの始まり


米焼酎に蒸留した残りのもの
(その前のドブロク風を味見したかった。。)
餅麹(メンディオ)は、穀物の粉に、秘密の薬草を混ぜて作る
それに蒸し米をまぶして水を加えるー10日ほどすると、お酒に。。


養蜂家の家で、味付けした大きな鯉を煮る


今日の昼食は、養蜂家の家で


米焼酎を作っている人の居間
囲炉裏上には、唐辛子、ニンニクや小紫玉ねぎ、
その上には、竹籠がいっぱい


 

 

Thai Hai 村(4) 餅米菓子と竹籠編み、村の特産品、保育園


餅菓子作り
餅米粉を熱湯で素早く練るー黒糖を混ぜて、さらに練る
長四角に切りオブラートで包むー色紙で包んで出来上がり


茶器の下が、出来上がった餅米菓子
緑茶といただきまーす


瓜の外側を干したものに、3本弦のダンティン
どこの家の居間にもある

西アフリカの瓜は、直径数十cmもある
穀物入れや楽器になるよ


低い台付きの竹ザル編み、2人とも私と同年代


蔓性のラーム ロム、
豚肉を包んで食べるとおいしいって。


平均気温20度以上の熱帯の竹は、地下茎がそのまま立ち上がって成長する株立型
挿木で増殖できる。美しいなあ


村の売店では、各種加工品販売中
左上:餅米菓子、ポップ緑米、香草入り塩?各種
敷地内を自由に走る鶏の卵など


ケースの上、左から:足湯用薬草粉(ケースの中)、マッサージオイル、蜂蜜
後棚のびん:各種米焼酎漬け、高麗人参他多種あり


左から:米焼酎に蒸留した後の残り(ボンジョ、スープなどに)、
発酵した米+ウコン+唐辛子(サラダドレッシングなどに、おいしい!)
竹の子発酵+唐辛子+スパイス(マンアット、酸味があり、タイにも似たものあり)


村の敷地を出た途端に、伐採された土地が広がる
伐採し植林して、数年してまた伐採するそうだ
村の森(右側)は、20年たち、アカシアの下にクバなどが広がる



敷地の終わりの方には、保育園(9−17:00)と小学校あり
誰でも利用できる小さな図書館も、新しくできた


ボランテイアの英語教師にやってきたイギリス人女性
ふーん、これは結構大変そう




どこの居間にもある神様

 

2024年2月28日水曜日

Thai Hai村(3) 伝統医学診療所と緑茶作り


30年前は原野に近かった丘を整備し、家、共同の場所、保育園などを作ってきた
樹を切ったら、3本植えるように。。
村の中を自由に散歩している鶏たち、森の中に卵を見つけることもあるそうな。。


村の入り口近くの伝統医療診療所
ハノイの医学部で6年間学んだ女性がいる
肩ー首ー頭をオイルマッサージ、背中を棒灸でしてもらう
薬草サウナもあったが、外気温との差が大きいので、今はできないとのこと


入り口近くの籾摺り器
牛でなく、人が1人で回す
最近はあまり使ってないようだが。。


伝統医療診療所のベット
オイルや指圧の棒など


ある日の夕食
豚肉もほとんど毎日出てくる、たまに川魚も。
蒸し野菜、豆腐炒め、焼き飯とスープ
おかゆもいつもあり、とてもおいしい
お茶が二種類(薬草茶や甘い生姜茶、紅茶)と果物も。

最後は、広い共同台所で、各自洗う
最後に熱湯に2回もつけ、すごく丁寧


今日は、お茶作りの家へ


1−9月は、毎月2回、9月以降は月1回、3葉まで摘む、無農薬。
日干しー電気の釜で乾燥ー日干しー上記の器械で揉むー今最後の選別中


最後に軽く炒って出来上がり
途中何度も香りや入り具合を確かめる
囲炉裏の上には軽く塩した豚肉、その上には、作った竹籠。

炒りたてのお茶をいただく(釜炒り茶風か?)
ここらでは、この緑茶のみで、発酵茶は作らないそうだ
(でも、皆結構濃ゆく出すので、何杯も飲めない。。)


沖縄のクバの葉の3倍くらいありそうな大きな葉!
直径2m以上あるよ


今日は、竹籠編みを教えてもらうが、
きっちりする竹籠や織は苦手(ビール作りも。。)
これは敷地中を散歩している鶏の卵入れ
日本の半分くらいの可愛い卵


敷地内に何箇所かある籾摺りの水車
半日くらいでできるようだ