2016年11月29日火曜日

地域で自給(まわる)

Local Economy
地域で自給
 
炭酸ジュースは卒業(?)して、最近作っているのは、
果物の皮(リンゴ、梨、柿など)などに、ココナッツシュガー(生?)を少し足す。
酸っぱくなる前に冷蔵庫で熟成
果物ワインと酢と間、カクテルにして飲んだり・・
左から:仕込(常温)、漉す、ビンにはできあがり
 
(知り合いがリンゴ酵母を起し、シードル作りに挑戦中)

 
ムクロジの実をネットに入れ、茶色い液を洗濯や食器洗いに。
サポニンが多いので、ガラスもピカピカに。
ネパールでは、1年分のムクロジの実を保存するそうだ。
アーユルベーダのシャンプーにも必ず入っているよ。
 
ムクロジの苗を、友人の共同畑のフォレストガーデンに持っていく。
工房もバナナの株も一緒に。

 
いつもテラスには干し物いっぱい。
 
左上から:百島でもらった葛の根、向島のアーモンド(!)、
菜園の唐辛子(キムチや防虫)、近所でもらった渋柿(柿酢か干し柿)
近くの公園のマテバシイとカヤの実(日本のアーモンド!)、菜園のムカゴ

 
近所を自転車で回って、
 
左上から:大根(近所の有機の無人市)、
ナメコとゴボウ(野菜畑を見学したらいただいた!)、キバナコスモス(染色)、
みなで作ったビール、友人が作った米糀、
たねの日のギフト・茎を食べるサツマイモ(春植え)、
近くの古民家のギフトの箱から小さなサツマイモ、
みなの共同田んぼから稲ワラ(敷き藁、納豆?)
 
もらうものもあげるものもいろいろ
地域でぐるぐる

 
菜園のアマランサス
収穫したものの粒が小さい・・ う~ん・・
(北インドでは赤いアマランサスが花畑のように・・ 
お菓子屋にあるポップアマランサスをポリポリよく食べていたなあ)
 
今年は、古代小麦のスペルト小麦2種とカムット小麦、
オーツ(粉、粒)、大麦(麦茶と粉)など蒔いてみた。
ぐんぐん伸びるよ。
 
 

2016年11月28日月曜日

瀬戸内の旅(4) 向島と尾道

 
 Trip to Setouchi (4) Mukai-shima & Onomichi
尾道に戻り、駅北のスーパーローカルヒーロー(映画)・信恵さんの「れいこう堂」
猫が丸まってお昼寝最中
中古CD以外にも種、有機ミカン、蜜蝋他いろいろ
(今回地図にも出てないこともある百島は、彼が紹介してくれた)
 
 
店の外の黒板には、尾道のイベント情報がぎっしり。

 
尾道は空家再生プロジェクトあり。
「三軒家アパートメント」の「56カフェ」でランチ
坂の上の「みはらし亭」(GHとカフェ)、商店街のあなごのねどこ(GH)など再生
 
尾道自由大学、駅前のシネマ尾道など、尾の道は日々変化中

 
これは通称「ガウディ亭」

 
尾道向かいの向島へ渡船で、
しまなみ海道の橋や造船所のクレーンの見えない南の海岸沿いをのんびり歩くと・・

 
もと保養所を改修した「立花食堂とLife:Style」
寝転がりたくなりながらランチを。

 
山の中腹の保養所(?)を改修した「ウシオチョコレート」工場
ここもお休み・・

 
町中の「立花テキスタイル」
耕作放棄地に綿やタデ藍を植え、使われなくなった帆布工場を再開して、
布作りをはじめた。
数年かかってできたすくもの瓶
柿渋、鉄くずなどを使って渋い色の布たちが並ぶ


 
これはなんとスーパーの道路沿いのアーモンドの木立
元気なかったが、少しいただく
(地中海の島々では、スィートになんでもアーモンド粉が入っているそうだ!)

 
向島を案内してくれた村上さんの有機柑橘園、レモンやミカンいろいろ
左は耕作放置5年目でこんな森に・・
便利な向島でも、耕されなくなった畑がどんどん増えているという
 
また尾道に戻って、一路京都へ
(小さな島に暮らせるか、いろいろ想いをめぐらせながらの旅だった)

瀬戸内の旅(3) 弓削島と岩城島

 
Trip to Setouti (3) Yuges-shima & Iwaki-shima
 
今日は、西隣の岩城島へフェリーで。
レモンの島、岩城島(いわぎ)の岸壁で、仲良く釣りをしている夫婦
夫は船酔いするので、いつも釣りに来るという
港のレモーネプラザには、島の野菜を置いている
島で、島野菜や魚は買えないことが多い



今日は東隣の弓削島(ゆげ)へフェリーで。
島のひとたちが、資金を出し合って設立した「しまの会社」の
「しまでカフェ」で摘み菜ランチを。島々の本もいっぱい。
お年寄りへの配食、福祉施設への夕食、
耕作放棄地でコブミカン(!)や綿の栽培、薪釜の塩なども作っている
 


 
弓削島の南に引越してきた優子さんたちを訪問

 
海岸沿いの菜園には、サトウキビ、アーモンド(!)、ショウガなど
向かいにはオリーブ畑、常に作り続けている家

 
上弓削には、腰なまこの家並みあり。
十数年前の地図で探すと、半分近くはくずれたり、駐車場に。
石積みの雁木(がんぎ)もなくなっていた・・

 
その露地をはいると、築100年の蔵を改修した「Kitchen313」 のベーグル屋
週3日営業で、今日はお休み
 
下弓削で、地域起し協力隊から島に移住した女性の
「食堂まるふ農園」も週3日営業なのでお休み、残念。
彼女は近辺の3つの島の畑で自然栽培している。
 
生口島の摘み草名人の女性には会いそびれたが、今度は島で摘み草を。
「弓削島の摘み草図鑑」あり。
 
あちこちでミカンもらったり、ついでに車に乗せてもらったり、
民宿で夕食・朝食をサービスしてくれたり、
島のみなさん、ありがとう。
 

 

瀬戸内の旅(2) 佐島

 Trip to Setouchi (2) Sasima
 
百島(広島)~尾道ー(バス)因島~佐島(愛媛・上島町)へ
北米移民の汐見さんの古民家を改修してできたGH,汐見の家
井戸と薪の五右衛門風呂

 
入り口、左にはかっての馬・牛(?)小屋あり。

 
夕飯はみなで作っていただきま~す。
これは朝食! 中央がイギス(海藻)を大豆粉で固めたもの。
隣・弓削島の麦味噌の味噌汁、夕べのおでん、魚の煮付けなどいっぱい。
 

 
佐島も人口500人、周囲12kmくらい
ここも小中学校はあるが、高校は島外へ。
でも港湾や道の整備はすごい。県が違うせいか・・?
しまなみ街道のサイクリングロードも、愛媛に入ると、整備がえらく違うらしい。
 
毎日外国人のサイクリストに出会い、
夕べはスイス人の女性たちと、GMOや徴兵制、原発について盛り上がる
 
佐島は東西の弓削島と生口島に1kmほどの橋がかかっている。



瀬戸内の島旅(1) 百島

 
旅のはじめは、坂の町、尾道のゲストハウス(GH)
屋根裏のようなヤドカーリ泊
朝早く商店街には、漁港で仕入れてきたおばちゃんたちのリヤカーの魚が並ぶ
 
 
Trip to Setouchi (1) Momosima
素敵な船に乗って、尾道の向かい、向島の隣の百島(ももしま)へ
周囲12km、人口500人くらい
向島のすぐ隣だが、本土にも寄り道していくので、50分ほどかかる

 
 
 
桟橋にはフリーの貸自転車が・・、
左がカンパ箱
福田港から西の端へ自転車こいで・・
 
 
島の北西に別荘地エリアあり
百島ネット(HP)がそのひとつを管理しており、
今夜はサンセットハウス泊
持ち込み自炊

 
ももしま号で、福田港から南の泊港へ
(以前は船が来ていたが、廃止になった)
ほとんどは、中央にある診療所へ行くおばあちゃんたち
数年ぶりに医者が常駐になった
小中学校はあるが、高校は島外へ

 
西野さん(右奥)が始めた土曜朝市
島のひとが野菜を運び、荷車(?)で買っていく
9:00に始まり、20分後にはほとんどなくなる。

 
赤松宗家氏神社の祠

 
こんな小さな島にもメガソーラー
東京ドームの70%の広さ!
電気は中部電力へ

 
2年間世界を旅したのち、祖父母の暮らしていた島へ引越した西野さん
広~い鶏小屋、草がなくなったら、隣へ移動
他に柑橘類を栽培
しかし、海を泳いで来たらしいイノシシ被害が島中すごい

 
西野さんが開墾中に出てきた葛の根をもらって、
海の見える縁側で日干しに

最後のさまさま市

 
Marche for exchange
ここは南丹・交流の家
使い捨て時代の考える会(HP)の家
(基本)物々交換のてづくり市・さまさま市(FB)
 
庭では有機のブドウ蔓のリース作り
 


 
たくさんの実ものを準備してくれた

 
縁側では子どももお店
指編みのネックレスや切り紙、10円!

 
こどもたち・秋のコレクション
 
中では、落語や絵本の読み聞かせ、ライブあり。
アーユルベーダ的頭部マッサージもあり。
庭には石釜ピザやロケットストーブの焼き芋屋、
(前回は、庭の散髪屋さんに切ってもらったなあ)

 
今回の出し物
ハーブソルト(ローズマリー・タイム・レモングラスと焼き塩)
黄梅の酵素ジュース(奄美の粗製糖、ショウガ)
庭のレモングラス

 
交換したのは(足らないのは現金で)、
左上から:麦と黒味噌、白菜、トマト水煮、トマトソース、米粉サブレ、カボチャケーキ
米粉、おなかの中には南インドカレー定食、小さいプリン、ぜんざいなど。
 
今回でさまさま市は最後で、またリニューアルするそうだ、
毎回楽しませてもらってありがとう♪

たねのまつり

 Day of Seed
収穫のころ、三重・松坂市1日バス3本の終点のときめき農場へ
庭のハウスには、
大きなヒョウタン、ソバ、奥には雑穀
 
 
池添さんの自然農的畑からの収穫物

 
それはたくさんの持ち寄りランチ、奥にはロケットストーブ風の薪ストーブ
左奥は、交換用の種箱
私はスペルト小麦を、カムット小麦、タデ藍の種と交換
 
ぜんざい、カボチャスープ、オニギリ、芋プリン、イチジク煮、ズイキの煮物、
私はハヤトウリのキムチ風と味噌味小豆を。

 
池添さんが、岩手で習った草ホウキ
これでなんとホウキモロコシが100本(!)いるそうだ。
来年は蒔いてみる!

 
種採り坂番さんの綿紡ぎ
白・茶・緑綿を蒔き、綿打ちのみ依頼し、紡ぎ棒で紡いで、小さなソックスができた♪
 
別の机には、ハスイモの株、茎を食べるサツマイモ(種に)が・・
蔵からでた食器や旅する本の箱もご自由に。

 
庭のコンポストトイレ
使ったらおがくず(?)をひとつかみ
右奥は鶏小屋

 
畑の小屋
材料費は何千円。
シコクビエ・モロコシなどが干し中

 
お楽しみの畑ツアー、左後ろ姿が池添さん
大きな食用ホウズキ、赤いアマランサス、収穫後の雑穀など
支柱も立てず、耕さない。
こぼれ種のはと麦を1本もらう
(来年は、はと麦粉ができるか・・?)


たねのまつり