2017年5月29日月曜日

土佐の日曜市と牧野植物園

 
Sunday Market in Kochi
土曜オーガニックマーケット(早朝から14:00ごろ)の翌日、
400年続く長~い高知の日曜市(早朝~15:00ごろ)へ
植木や苗、露地野菜、骨董品、食べ物なんでもあるよ。
みな栽培法など何でも話してくれる!

 
日曜市で買ったもの
上からリュウキュウ芋(ハスイモ)、地キビ、コンニャク芋、
ショウガ、春ウコン(両方とも種用に)、ワケギ
ワケギ以外は有機

 
上から:ムクロジ心材の匂い袋、ヤマウド、下駄(鼻緒屋さんが作った)
干し柿、3年ものタクワン、寒茶(冬の茶葉を蒸して干して少し炒る)、
クマザサ、紅花(食べられる花の店で)、
中央:ふた付茶碗

 
今回は、やっと牧野植物園へ、上記の地キビの展示。
明治から昭和の始めまで、高知の山間地でたくさん栽培されていた。
夏作物として雑穀や地キビ(硬粒種)が焼畑と家の近くで栽培。
 
食べ方は、熟れる前にゆでたり、焼いたり。
熟したら粉にして団子、荒粉を煮てキビガユに、裸麦やヒエご飯と混ぜてキビメシに
 
7月15日~10月9日:企画展「キビと高知のくらし」開催
12月9日~5月6日:ミャンマー大紀行
 

イラク帰還兵の語り

 
Travelling Wariiors Project
学費を得るために州兵へ、そしてイラクに1年間派遣され、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)になったアッシュ・キリエ・ウースソンの語り。
 
これらは、アーティストとして活動するイラク帰還米兵や、
彼らから話を聞いたアーティストがポスターを製作。
そのときの作品展から、War is Trauma

 
世界の米軍基地が世界で一番エネルギーを消費しているので、
米軍基地を例外としなければ、どんな環境条約にも批准できないという。
(世界の燃料の4分の1は、米軍基地が消費している!)

 
イラクに派遣された女性兵士は、敵に殺されるより、
米兵にレイプされた数が多い。(ポスターから)
 
 
石油基地のみ警備し。世界遺産などは警備しなかった。

 
 

 
日本はアメリカの外壁、
派遣前、戦争前の独裁政権になる前のこと、
帰還後、暴力を使わず暮らすことは、教えられない
以上アッシュの語りから
 
これは、「使い捨て時代を考える会」が、パタゴニアで月1回イベントを主催中。
詳細は、会のHPへ

春の採集

 
Picking wild grass in spring
近所のゼンマイとワラビの谷へ
ゼンマイの美しさよ

 
ワラビはタタキに、
ゼンマイは、ゼンマイ綿と茎に分けて干して保存

 
美山のコゴミ

 
これはなに?
菜園のドクダミ、パクチー、ミント、ニラ、
奄美から送られてきた青パパイヤの塩もみ

 
クルクル巻いて、生春巻き!
ソースは、ナンプラー、酵素ジュースと柑橘酢、ゴマもいっぱい。

 
炊飯器の中に耐熱の器を。
その中には新タマネギ、乾しトマトとハーブを少し

 
雑穀ご飯ができたときには、おいしい蒸し野菜もできているよ。

春~初夏のいろいろ

 
Plant dyeing color from spring to first summer
春から初夏のいろいろ
この美しい色はなにの色?

 
椿の花びらを摘んで、クエン酸(や酢)を入れておくと、こんな色に。
それに素材を浸しておくだけ。
堅牢度は強くないので、染めた後しばらく寝かす。

 
染めためた綿糸見本

 
こちらは絹糸
絹の繊維の断面は、丸ではなく三角なので、光沢があるという
 

 
左:毎年作っている柿渋で麻を染める。
右:三重の染織家に習った藍の板締め、その上に柿渋を少し重ねてみると・・

 
糸を染めて、作業所のみながさおり織りで織ってくれる
これは紙糸、コースターに。

 
このような浸し染めもよくする。
左:椿の花びら液の残液、右:ヨモギの若葉を灰汁で煮ると、オリーブ色に。
浸し染めは、火もいらず、ゆっくり色が素材に染みていく。
羊毛や絹が向いている。よく観察すること。
熱帯の村々では、燃料の薪や水も貴重だからね。
 

初夏のある日


One day in the first summer
公園で採集したムクロジの実を漬けておくと、サポニンがいっぱいある液体に。
これで、台所の洗剤と洗髪(ローズマリーを足したり・・)もできる。
重曹やミカンの皮洗剤もいらなくなった。
 
西アフリカや西ネパールの村では、
そこらの土でススの付いた鍋をピカピカに磨いていたなあ
 
インドの村では、歯磨きはセンダンの枝で。
 

 
散歩していると、玄関前に、苗が・・
お礼のメモを入れて、苗をいただく。

 
野イチゴの季節
サクランボは終わり、桑の実やヤマモモはこれから。
種から実へ

 
米軍レーダー基地ができた京丹後・経が岬・宇川の田植えへ。
奥:その新羽二重の苗
手前:黒米のモミをもらって、やっと発芽した
この2年はマコモを植えていたけど、株分けしないとだめなので。
本当は小さな池に、マコモ、レンコンや蓮、水草などを植えたい!

 
初夏の干し物
左から:川原のカラシ菜の種採り(マスタード作りに)、月桃をさいて紐に、
ローズマリーの枝(燻製作るときにチップに)、
ロースマリーとタイム(ハーブソルトに)
真ん中:カブとナツメの水キムチ(+リンゴ、ショウガ、米粉など)

初夏の菜園

 
Vege garden in the first summer
ここは多年草コーナー
ミョウガ、セリや三つ葉、コンニャク芋(芽がまだ出ない・・)
リュウキュウ(ハスイモ、青い茎を食べる里芋風)、
勝手に菊芋も。花も間に・・
奥のフェンスには、冬越ししたハヤトウリ、ゴーヤ、ヘチマなど
他にも、ニラ、ラッキョウもあるよ。

 
(左から)古代小麦(スペルト)、秋のこぼれ種のパクチー、
大麦(麦茶に)、えん麦(オーツ)

 
いつも種まきが遅くなるタデ藍、
大きく育つかな~

 
わかりにくいけど、左:やっと大きくなったアシタバ
(御蔵島にいたときは、野生のを毎日のように食べていた)
右:虫がすぐつくクコ(ほとんどのアミノ酸含む)
丸い支柱の下:大好きなパッションフルーツの苗が・・