2017年5月29日月曜日

春~初夏のいろいろ

 
Plant dyeing color from spring to first summer
春から初夏のいろいろ
この美しい色はなにの色?

 
椿の花びらを摘んで、クエン酸(や酢)を入れておくと、こんな色に。
それに素材を浸しておくだけ。
堅牢度は強くないので、染めた後しばらく寝かす。

 
染めためた綿糸見本

 
こちらは絹糸
絹の繊維の断面は、丸ではなく三角なので、光沢があるという
 

 
左:毎年作っている柿渋で麻を染める。
右:三重の染織家に習った藍の板締め、その上に柿渋を少し重ねてみると・・

 
糸を染めて、作業所のみながさおり織りで織ってくれる
これは紙糸、コースターに。

 
このような浸し染めもよくする。
左:椿の花びら液の残液、右:ヨモギの若葉を灰汁で煮ると、オリーブ色に。
浸し染めは、火もいらず、ゆっくり色が素材に染みていく。
羊毛や絹が向いている。よく観察すること。
熱帯の村々では、燃料の薪や水も貴重だからね。