2016年5月25日水曜日

乾季のビルマシャン州へ、インレー湖の工房 (7)

for Burma, Shan state
カックーの遺跡群、王様が各家庭に仏像を寄進するよう指示したといわれ、2500近くの仏塔がある。2000年に旅行者に開放される。


木造のガーペー寺院、
シャン、チベット,パガン、インワスタイルの仏像が祭られている
 

 
今日は、インレー湖の工房を巡る
蓮の茎の繊維をよると・・

 
蓮糸ができる!
(東京都・町田市でも、蓮布を復元しようとしている)

 
鍛冶屋、仏塔の先の美しい風鈴やナタ、クワなどもこのようにして・・
(左上)ふいごを起こし炭を熱くする 
(右)そこに鉄を入れ、交代で叩いて、刃物にしていく

 
チークの船作り
タールとチーク粉を混ぜたものを、ガマの穂で外側に塗る

 
タマリンドの実、バナナ、米焼酎、蜂蜜などを混ぜた甘い香りの葉巻、
左の葉で包む
他にも銀細工や紙漉き工房もあり

 
仏典(?)が書かれた手漉き紙

 
最後のヤンゴンで、やっとベンガル湾へ
ヤンゴンはベンガル湾から始まったのだ
 
左の大きな船は、向かいダラへ20分おきに就航
でも手前のような小さなボートもひっきりなしに、向かいへ。
 
帰りバンコクで、シャンティ・アソークの店と菜食食堂に寄って、
新緑の日本へ帰国

乾季のビルマ・シャン州へ、持続可能な農場と草木染研修 (6)

 for Burma,Shan stete
インレー湖のほとりで「持続可能な農業プロジェクト」をしている
地球市民の農場訪問
 
スタッフに2日間草木染研修開催
(左)錆びた釘と酢を煮て鉄媒染作り (右)市場の明礬石は砕いて。
灰の上澄み液も作る。


マンゴーの葉を摘む。
ジャックフルーツやアーモンドツリーなど、染材はたくさん
 

 
葉を煮て染液作り
 
 
 その合間に、農場のエゴマで油絞り
下に油、ボールにエゴマ粕。台湾製で4万円
(自分で油絞りしたら、油を大切に使うよね。)
 

 
前日に、豆乳の代わりに市場の絞りたての牛乳で下地した綿
マンゴーの葉で黄色、なぜか淡いピンクにしか染まらなかったインド茜

 
寮の高校生が作ってくれたランチ
(左から)木の新芽をあえたもの、インゲン炒め、鶏肉、ダルスープ味!
ビルマは、東南アジアと南アジアの境の国、
民族も文化も混ざっている

 
土壌微生物菌を入れているので、全くにおわない豚舎、
鶏舎では茶色の鶏が走っている。
地域の農家とも協力し、有機野菜や卵を週4回、
ヤンゴンの有機の店まで届けているが、需要に追いつかず。

 
これは何? ドラゴンフルーツ
カシューナッツも収穫期で、ボトボト実が落ちどき。


乾季のビルマ・シャン州へ、五日市場 (5)

for Burma,Shan state (5)
 
どこへ行っても市場が大好き
シャン州は、5日おきにあちこちに市場が立つので、市場巡り
タウンジー市場、雲南省にあるようなキムチ風の漬物
後の木箱の中は、なんと豆腐よう!
 

 
インレー湖西側・カウンディンの五日市
ピチピチのインレー湖の川魚!

 
ひよこマメの豆腐
こちらの豆腐は、レモンと卵の内皮で固めているらしい・・?
線状に切って、唐辛子油他いろいろ混ぜて食べる
 
 
小さな川を登って来て、薪や細い竹も売っている
 
 
落花生油の量り売り
 
 
 ニコニコ顔のお父さんに抱かれた子ども
(散髪屋も5日ごとなのね)
 

ニャウンシェ市場、緑豆のもやし、間に豆腐
 

 
パオ人の店、袋詰めしているのが発酵茶葉、前は特産の緑茶
 
 
エゴマや小さな大豆、ウコン粉もあり。
竹に漆塗りの素敵な籠に入って・・


下は蓮の茎、あとは野生のものが多い
ギンネムの新芽、木の新芽他いっぱい
 

 
生の納豆! 隣はオカラに油など混ぜたもの
(どうやって納豆を作るのだろう・・??)
 
  
市場の屋台で
ターメリックライスに魚ソースをかけて、
付け合せは、ニンニク味の根
お皿は蓮の葉、乾かして包装紙にも。
 
 
半生の納豆!
これを平にしたのは、タイでもよく見た

乾季のビルマ・シャン州へ、ニャウンシュエ (4)

 
こんなかわいい種

 
2日歩いてやっとインレー湖南の村に到着し、ランチ!
(左から)炒めシャン麺、塩とショウガのきいたスープ、発酵茶葉炒め

 
これからインレー湖に向かう
交通手段はほとんど船

 

 
インダー人は、湖の藻を盛り上げて、水上畑を作り、トマトが特産。
雨季は4m、乾季は2mくらいに水深が変わる、
カンボジアのトンレサップ湖のように・・
 

 
数日滞在したニャウンシェのホテルの1階にて
「水はいのち、ペットボトルで町を汚さずに、この水を使ってね。
水の寄付は、盲目の孤児院に贈ります。」
 
そう、インレー湖の汚染や町のゴミ公害がひどいのは、どこも同じ

乾季のビルマ・・シャン州へ、カローからインレー湖へ (3)

 For Burma,Shan state (3)
 
1日目に泊めてもらったパオ人の家
なんとこの村は、料理を片付けは男性がするそうだ。
父親が用事があり、中学生位の息子2人がいろんな料理を作ってくれた。
1階のイロリがある台所、炭と薪で料理。
 
 
外にあるきれいなトイレ
裏に大きなコンクリートタンクがあり、そこに貯める
 
 
  リュウゼツランの仲間で家畜の侵入防止に。
繊維も取れ、茎が伸びて切って蜜を採り(アガベシロップ)、
それが発酵したらテキーラ
林の中で野生も見つけ、感動!
 


こちらも家畜侵入や土壌流出防止のサボテン
挿し木したてか?
他にも不思議なことにアルビダ、シャカランダなど、アフリカのサバンナやメキシコで見かけた植物を見つけた
 

一緒に歩いたハイテク建築家
 
ネパールのマナスル(5800m)にも登り、これからオーストラリアへ。
フリーの建築家として働きたいという。
リュックにはソーラーパネル、頭には小さなビデオ、肩には大きなカメラ。
 

 
今まで出会った一番大きなベンガル菩提樹
幅は20m位ありそうだ
道すがらこのような大きな菩提樹がいっぱい
開墾してもすべてを切らずに、畑の中にも多くの木を残している

乾季のビルマ・シャン州へ、カローからインレー湖へ (2)

 for Burma,Shan state (2)
 
船や列車で移動したかったが、かなわず、
夜行バスで標高1300mのシャン州・カローへ。
途中バス休憩した食堂の炊飯釜
何段にもなって蒸している!
 
 
カローからインレー湖(900m)まで30km枯野を歩く
途中休憩したパオ人の村で。
子どもは織りはできず、糸はポリエステルで残念。
頭にまいているの赤い布は、災い避けらしい
 
 
乾季の男の仕事か、どこでも竹籠作り、
みな竹の家、数年で葺き替える
1階は穀物や道具置き場、2階が寝室
 
 
 アウンサン・スー・チー に投票を!
 
 
家も竹、橋も竹、
タイ北部のカレン人も竹文化。
 
 
水牛の水浴び
水牛は農耕用で、ネパールのようにミルクや肉にはしない


北半球の熱帯は、雨季前が一番暑い。
天水農業なので、雨を待つ美しい棚田
 
 
村ではどこもこの美しい牛車が頼り。
これを引くのは、インドのようはひとこぶ牛
車輪の外側以外は、すべて木でできている


乾季のビルマ・シャン州へ、ヤンゴン (1)

For Burma, Shan state in the end of dry season
乾季の終わりのヤンゴンのホテルにて
 
「私たちの子どもは売り物でない」
児童買春防止のポスター(ユニセフ)
(カンボジアやベトナムでも見かけた)

 
この数年で車がすごく増えて、両脇に駐車し、
その間を車と人が小さくなって通る
風景はキューバ・オールドハバナのよう・・
駐車状況は、ラオス・ビエンチャンのよう・・
 
ここはダウンタウンの中心地(33St) 
突き当たりは(動くのか?)ヤンゴン中央駅


これは市場の中ではなく、ヤンゴン環状線
50kmを3時間かけて、の~んびり走る
 

 
40度のヤンゴンから夜行バスで標高1000m前後のシャン州へ
 
バスの待合所近くの屋台で、
あっさり味のシャンヌードル(パクチーとライムをかけて)と、
練乳たっぷりのチャイ、ビルマ茶はサービス、
ベトナムのように低いテーブルでいただきま~す。
 
 
ホテルの前の飾りではなく、
落穂と水を小鳥のために。