2015年11月9日月曜日

実りの秋

 The harvest season
火鉢に植えたマコモに新芽が付いた!
 
 
こぼれ種の決明子(ハブ茶)とサンティー
 
 
宝ヶ池公園にアケビ!
でも高すぎて・・
 
 
ざくざくギンナンの実
 
 
ぐるっと回れば、石鹸用のムクロジの実、花梨にマテバシイ、
野生化したロースマリーにラベンダー
自転車の籠はいっぱい♪


木野愛宕神社の烏帽子着

 
10月23日、木野愛宕神社の烏帽子着(えぼしぎ)
神事のあと、16才の少年たちの元服式
裃の正装で、
大人たちに杯、肴を配り、お酒を酌す
 
 
31ものお供えが並ぶ
 

 
神社の両脇には火
 

 
ぐるぐる藁座布団

 
マツタケ、青菜、ショウガなどの一の膳、二の膳
 

 
編んだ藁で赤飯を包む「ゆり膳」
翌日、氏子たちがごちそうになるという
(京都市無形民俗文化財)

稲刈り

 Harvsting Rice
 
今日は、近くの古民家の共同田んぼで稲刈り
これは、黒米(もち)
 

 
天日干しではぜかけ
(岩手では、畦にハンノキを植え、そこに棒を渡してはぜかけだった)
 
 
子どもも大人も稲刈り
来月はカマドで新米を炊いて、新米パーティ!
 

七味と生七味作り

 Making seven spices
みなで七味になりそうなものを持ち寄る
チンピ、唐辛子、青海苔、大麻粉、紫蘇、エゴマに胡麻、黒山椒・・
 
 
 生七味を混ぜる、おいしくな~れ
 

 
各自好みで、七味を混ぜてみた
 
 
こちらは生七味材料
青唐辛子、青山椒、ユズ胡椒、醬油麹に塩麹、酵素ジュース、
ユズ皮、紫蘇の実漬け+・・・

小豆島から (3) オリーブ加工


from Shodosima (3) Processing Olive
オリーブ公園や海岸で摘んだオリーブの実
熟したのは油や塩漬け、青いのは塩漬けに
収穫して24時間以内に加工するそうだ
 

 
 アクがぬけやすいように、切り目を入れる
 
 
(下2本)トルコの村のように、1週間毎日水を代えアク抜き後、塩水漬けに
(上左)つぶした後、ジョウゴで油とジュースに分離させる
(上左)塩漬け、数日で茶色いアクが下に落ちる
(真ん中)蜂蜜漬け
(オリーブは種ではなく、果肉に油があるのよ)

小豆島へ (2)ひしおの郷

 Trip to Syodosima (2) Home for Soy source
 
ひしおの郷をめぐる
露地を歩けば、あちこちの醬油蔵からもろみのいい匂い
(なんと昔は、日本中に3万軒も醬油蔵があったそうだ)
小豆島は、いい塩と、交易が盛んで原料が入りやすかったこと、
酵母に適した気候があった
 
 
 数十年たつ30個の杉樽に、もろみが熟成中
 
 
それが2階まで延び、蔵人がもろみをかき混ぜる
(梁にはシロカビがいっぱい)
 
 
ここは、文化遺産でもある正金醬油もろみ蔵
明治に400軒あった小豆島の醬油蔵は、今15軒ある
 
 
 もろみは、器械で圧搾され醬油と醬油粕になる
 
 
醬油粕は、ビール粕と混ぜて、家畜の飼料になる

小豆島へ (1)オリーブ

 Trip to Syodosima -(1) Olive Island
 
神戸から船で小豆島・坂手港へ
港には、みなのコミュニティスペースあり。
民間で植えられた一番古いオリーブの樹
オリーブ公園にて
 


明治まで使われていたオリーブ製油用の石臼
 

 
町のグリーンツーリズムで、オリーブ摘みと選果手伝い
小豆島中、オリーブがたわわに実る

2015年9月6日日曜日

かけろま島(3)

Kakeroma Island (3)
 中に赤いソテツの実がいっぱい
 
外殻を割って、水にさらしながらアク抜きし、天日干し。
荒割りしたものに米を混ぜ、蒸して麹にする。その後ゆで大豆を混ぜて、熟成する。
友人は、島で唯一ソテツ味噌を作っていた古老に教わり、復活させた。
奄美では、昔は味噌といえば、ソテツ味噌だったらしい。
 
 
島では、お盆明けに舟こぎ競争がある。
夕方からその練習。


南の島は楽園ではない、
缶やビンもいっぱい混じった不燃ごみは、谷間に廃棄するのみ。
処理(焼却)施設がない小さな島では、多いのかもしれない。
空には低空飛行のオスプレイ(どこからどこへ・・?)
 

 
島には小さな製糖工場がいくつかある。
ここでは、サトウキビ汁からキビ酢を作っている。
蔵付きの菌で瓶で1年以上熟成。

 
島中、センダン、デイゴの木など大樹があちこちに。
これは武名の20x20m以上はありそうなガジュマル。
どこにも名前も樹齢も書いてない。

かけろま島(2)

 
 kakeroma Island (2)
奄美本島の南端の古仁屋から船でかけろま島へ
須子茂集落のアシャゲ(ノロが祭事を行う場所)
でもこの集落には、ノロ(母系)はいなくなった
 
 
生垣が美しい須子茂
でも半分以上の家は空家となっている
 
 
昨年休校となった小学校の裏にある湧き水
毎朝水を汲みに行く
水道が引かれるまでは、みなこの水を飲んでいた
 

 手前には請島と与路島、遠くには徳之島が・・
 

 
南西諸島には1年近くいた。
西表島や小浜島、宮古島(WWOOF)、石垣島(サトウキビ刈りと熱帯農業研修)
でも初めて、垣根のハイビスカスの葉(左)で洗髪。右は京都のムクロジ(洗濯に)。
ハイビスカスがあれば、シャンプーもいらない!

かけろま島へ(1)


To Kakeroma Island (Southern Amami Island)
お盆はかけろま島へ
飛行機で鹿児島へ、そこから船で奄美本島・名瀬へ
早朝着いたので、港近くの港湾食堂(宿泊可)で奄美新聞読みながら朝食
 


かけろま島でソテツ味噌を作っている友人が迎えにきてくれる
 
田中一村の生家の裏では、葉芭蕉の下、もと田んぼでおじさんが泥染めを。
シャンリンバイで染めた茶色を鉄分の多い泥沼に何度も漬け、こげ茶色にしていく
染められた絹糸は、縦横絣の大島紡になるのだろう
 


40才で奄美に移り、質素な家で植物他を書き続けた田中一村の生家
右にはゴムの大きな木

広河原の松上げ

  
8月24日、京都・左京区・最北の広河原で松上げ
観音堂では年寄りが集まり、鐘を鳴らしながら念仏を唱える
(死者を呼ぶ音に聞こえた・・)
 
 
広い松場には1200本の地松が灯される
 10m以上あるヒノキ(燈籠木・とろぎ)の上の大笠に、
男衆が火のついた放り上げ松を投げ入れる
中々入らず、一番手には拍手!
 
五穀豊穣・無病息災の神事
(でも私には、地松は死者の弔いに見え、早くして亡くなった友人たちを想う)
 
 
大笠に投げ入れられた火は、大燈明となり、燈籠木は崩れ落ちる
その後男衆が丸太をつっこみ、炎をかきあげる
 
そして観音堂で盆踊りが始まり、夏が終わる

朽木の織りを知る

 
Hemp weaving in village
木綿が庶民に広まったのはわずか400年前
それまでは、大麻・苧麻などを着ていた
同時に木綿に染まりよい藍も普及する
 
滋賀北部の朽木(くつき)で大麻文化の紹介
これは、大麻糸
 
 
大麻の繊維を績む道具(ピィーピィー)
 
 
地機(じばた)で大麻布を織る
「ハルとのの」(針畑生活資料研究会)の上映
90才で亡くなったハルばあちゃんとのの(大麻)作りの記録
40年間2行日記をつけていたハルばあちゃん
 
(いつまでたっても根なし草の私はどう死んでいくのか・・?)

真夏の染めいろ

 
 Natural color in the middle of summer
和紙を濃い染液に浸す、何になるかな?
 
 
何度も補植してやっと採れた工房のタデ藍の生葉染め
黄緑は、黄色(コブナグサ、セイタカアワダチソウ他)の下地に染め重ねる
 
 
私はバナナや里芋、蓮の葉が大好き
工房庭の葉芭蕉にのせて、
手前は、ラックとベンガラ