2019年1月18日金曜日

Sahainan パーマカルチャーファーム、ナン(2)

 
Sahainan Permaculture Organic Farm、Nan, North Thaiand (2)
左から:ミーの葉、シトロネラ、マックルーの葉
ソンポイ(ヒンディ語はシシカイ、サポニンあり)のサヤ、
これらを1時間煮つめたら、薬草シャンプーのできあがり
 
ハイビスカスの花を水に漬けておくとヌルヌルし、
それで洗髪すると、とてもシルキーになる

 
水源まで森の散歩、
途中ホースの点検、泥出し、野草など採りながら・・
ここからの水を毎日飲んでいる

 
種コレクション
左から:ハイビスカスのシャンプー、陸稲もち米の落穂、野生のハブ草!、
ダル豆(Pigin Pea)、インカイチの実、泥に浸した綿、ウメノキゴケ(染料に)、コガネ虫

 
数年前に、農民7人が小学校を作ろうとした
たくさんの寄付やボランティアで、泥の教室などを建て、
コミュニティスクールができた!全校生徒20人、でも教員不足
(タイにはこのような小学校が3つあるそうだ)

 
泥の大きな教室や、パーマカルチャー風な菜園、図書室、保育園もある
村人は、自分たちでラフティングも始めるところ
 
森の中の小さな鳥が、大きな枝に巣を創った

 
畑からの収穫物
左から:ヘチマ、タイホウレンソウ、レモン、青いヘチマ、シロゴ蝶の花?

 
山からの水の水車
2晩かかった竹炭を粉に(歯磨き粉になる!)、モミスリにも。

 
今日のご飯(は3食もち米!)
左から:からし菜炒め、サトウダイコンあえ物、米粉パン、卵焼き、
唐辛子ペーストなど

 
ビルマ南部・モウラミャインで野犬に噛まれ、まあ大変!
暴露日(ゼロ日、ビルマ)、3.7.14日目はここで、28、90日目は京都で、
それぞれ狂犬病の生ワクチンの種類は違うけど、皮下注射で統一。
始めの3回が特に大事
 
大まかな統計だけど、毎年ビルマでは800人、タイでは250人、
インドでは8000人ほど暴露後死亡しているという。でもはるかに多いはず、ご注意!
 
ずっと狂犬病と破傷風は予防注射を続けていたけど、最後は十数年前だからね。

 

コース中の私の小さな泥の小屋、すぐ下に泥の洗面所
ミッチーナでもここでも、毎日日の出前に目がさめていた
 
(というのに、帰国後あっという間に遅寝に・・)
 
ここでは毎月(?)パーマカルチャーデザインコースや、
パーマカルチャー実践コースなどを開催中
関心あるひとは、Sahainan Permaculture Farm HPやFBへ


Sahainan パーマカルチャーファーム、ナン(1)



 
Sahainan Permaculature Organaic Farm.Nan North Thailand (1)
明日から北タイ、ナン(といってもラオス国境まで50㎞)の、
Sahainan パーマカルチャーファーム(HP,FBあり)で、
パーマカルチャー実践コースが始まる
 
右:共同台所、山からの小川の水のろ過器、
上から小石、砂利、砂、炭、灰、砂、砂利、小石と重なっている

 
共同台所の隣のトイレとシャワー
トイレは、底のないコンクリ―トの枠があり、自然に浸透していき、たまらないそうだ
前にはへチマ風の棚、下には果樹や野菜の育苗ポット
 
 
バナナの花を取るボランティアのアンドット(フランス人)
バナナの花が咲くと、実に栄養が行かないので取るが、中々むずかしい
ゆえにバナナの花もよく食卓に登場する

 
3mもありそうな在来の綿の木
熱帯は、綿や唐辛子なども多年草

 
唯一あるソーラーのバッテリー充電所
みなここにスマホやタブレット、カメラ、充電池などを持って来て充電する

 
左から:創立者のサンドットと中国系マレー人のシェン、子供二人
 
タイ人、8才でヨーロッパに移住したキム(タイに暮らしたいとずっと思っていて、
確認の旅、でもやっぱり自分はヨーロッパ人だと自覚)
ボランティアのアンドット(フランス人)
同じくボランティアのレオン(ブラジル人、
オーストラリアに数年暮らし、世界旅の途中、数年ヴィーガン)
 
ここが食堂兼クラスルーム
ソーラーの電気が20:00位まである・・

 
もみ殻燻炭作り、一晩でできる!

 
市場の豆乳にヌカを入れたら、一晩でおいしいカスピ海風ヨーグルトに
(しかし、誰も食べない、なぜ・・?)

 
共同台所のカマド、右、アースオープン

 
野生の里いも風、葉っぱのみ食べる

 
農場は、北タイ、ナンから3時間くらい、バス停から3㎞
 
広~い敷地に、たくさんの小屋と共同トイレとシャワー、家族の家、高床の穀物倉庫菜園と水田、果樹の間にFood Forest(食べられる森)やForest Garden 風が広がる

 
水源歩きの途中、野生のカー(ガランガ)を掘る

2019年1月17日木曜日

北タイ・プレエとチェンライから

 
Prea and Chiangrai, North Thailand
南ビルマ・モウラミャイン~ミャワディ=北タイ・メソートに国境超え、
7回バイクタクシーや乗り合い車、バスを乗り継ぎ、やっと北タイ、プレエへ。
 
翌朝、琉球藍の泥染めを復興しているKaewwanna Natural Indigo へ

 
広い敷地に、染め工房、ショールーム、カフェと食堂などあり。
これは、黒檀(カキ科)を浸しているカメ
発酵させ黒色に染める

 
ここはチェンライ、少数民族の権利のことななどに取り組んでいる地元のNGO
高地開発財団(HADF)のスタッフに1日草木染WS
皆が用意したのは、古いジャックフルーツ樹皮、ウコン粉、蘇芳心材

 
まず庭のグアバの葉で、綿布をタンニン下地


左から:ジャックフルーツ樹皮、蘇芳心材、ウコン粉
副代表のピーJu.
 

 
午後から庭の琉球藍で生葉染め

 
煮初め、温度で色が変わるよ。

 
皆琉球藍で、素材は絹布
左から:生葉染め、煮染め・高温、煮染め・低温
右端:煮初め・高温+蘇芳
 
一本挿し木用にいただく(挿し木か株で増やす)
(今水に差してある、春につくかなあ~)

 
よくスタッフ手作りのご飯をいただく
野菜中心でおいしかったなあ
 
翌日はスタッフの郊外の畑で
(果樹、菜園、竹の小屋や台所、鶏類、蓮池や池も3つ)野外で料理しながら、
知り合いのミュージシャンのそれは透き通った声が月夜に流れ・・

 
(9年ぶりのチェンマイは、
掘りの内側も中々思い出せないくらい新しい建物であふれ・・・)
 
オーガニックはやりで、リンピンスーパーも
有機認証、認証はないが有機、減農薬、慣行農法とわかりやすく分類中
 
 
チェンライ、森の瞑想のお寺にて
ジャックフルーツ樹皮で僧衣を染める 
毎週染め重ねるそうだ
 
そして、列車は満員なので、元旦にバスでチェンマイからバンコクへ・・・

ヤンゴン~南ビルマへ

 
Yangon to Southern Burma
前回の同じホテルの軒先には、スズメ用に落穂が・・

 
Sunflower textile & Organic Dye
ビルマあちこちから草木染布が集まっている
オーナーは日本で染織の勉強もしていたようだ
この1カ月は草木染研修で全国を巡回中

 
イギリス植民地時代に、労働者として連れてこられた南インド人も多いので、
南インド料理店も多い。
ドーサ+野菜カレーと甘~いチャイで、200円くらい

 
ホテルに貼られていた自動買春禁止のポスター

 
 鉄道駅周辺には本屋も多い
社会的な本もたくさんおいている本屋
Lonly Planet Burma のコピー本購入
 
タイもよく僧侶が本屋にいる
 

 
ヤンゴン河口に向かうパンソダン通り付近には、ギャラリーもいくつか
Pansodan (モダンアート)ギャラリー
通りと違った風が吹きぬける
 
 
農村女性たちの手工芸品のフェアトレードのHal Day
それはカラフルでデザインもいい中、
ラカイン州の年配の女性たちが織った草木染のタペストリーも・7

 
なんと自転車でピザ宅配!


イスラム教徒の父と仏教徒の母の間に生まれたキムの宿(パアン)を出て
船で4時間かけてモウラミャインに (ここで野犬に噛まれる!)
(パアンは、仏教寺の横にモスクがあった)
 

 
ルビー島の手工芸、
帳面代わりにスレート版を使っている
新学期の前は忙しい、板を100枚削って500円!

 
ココヤシの内側のシュロ状の繊維をよって、すてきなマット作り

 
輪ゴム作り!
ゴムの木から乾季に一度樹液採取~アンモニアを加えて一晩おき煮る~
生ゴムに~着色料を加えて干す~乾いたゴムを裁断(上記)
~ゆでる!~天日干しで出来上がり!日給600円くらい

ミッチーナの空の下で(2)

under the sky, Myitkyina
 
今晩は、教員の部屋で夕食一緒に。
みなお酒も飲まず、ご飯も麺も食べず、ひたすらよく食べてしゃべるよ。
レンコンや大根、キノコや肉団子が一杯の鍋に、山のような野菜や香菜を入れ、
チリソースでいただきま~す

 
稲刈りの季節
向こうは、からし菜満開


近くの小さな市場での刃物屋
 


左下:ワラビ風、ドクダミの根!、ビニール袋はベージュ色のコンニャク、
葉っぱにくるまれた糸引き納豆
 

 
事務所に住み込みスタッフのルルサンが、毎日おいしいカチン料理を作ってくれる!
左上から:糸引き納豆サラダ(パクチーやトマト、玉ねぎを混ぜて)、?、
餅麹と塩の塩辛いなれずし風の魚炒め、青菜スープ、コンニャクサラダ、?

 
ずっと訪問したかったミャンマー伝統医療病院へ
 
ボーダ哲学に基づき、医師たちは、マンダレーの伝統医療大学で5年間学んだ。
キンマのせいか喉頭がんも多いが、がん患者はあまり来ない。一つの病気に50種類もの生薬を使用することもある。マッサージや薬草ボールも使用。

 
タウンシップごとにこのような病院があり、毎日50人ほど患者が来院。
緑が多い緊張しない病院で、入院も可
生薬見本ケース
 
 
3週間いた事務所からミッチーナ空港へ