2024年2月27日火曜日

Thai Hai 村って?(2)


ここは、2003年に30人で始まった少数民族タイ(Tay)人の村
英語名:Thai Hải Reserve Area of Ecological Stilt-Houses Village
民族的危機を感じたタイ人女性Haiが創設、
彼女は15年間自分の家は持たず、あちこちの家を住処とし、村の人々と話していた。
今は、70haに、150人、4世代の30世帯が暮らす
約6割がタイ人、他はベトナム人やヌンサオ人、サオチャ人などの他の少数民族

朝食:6時半ー7時半ごろ
昼食:11時ー12時ごろ
            夕食:18時−19時半ごろで、コミュニティホールで。

財布は一つ。
個人の所有観念はなく、(鶏や米、バイクなども)全て次世代への贈り物か。。
必要に応じて、全体会議が開かれるという。

現在は、多くの人々(ベトナム人旅行者、学校の生徒、視察、少し外国人も)が訪問し、
短期、長期滞在者もいるが、ほとんどは、短時間の日帰り。
また、立場が弱い人たち(シニアで身寄りのない人、出所後社会に入りづらい人など)も
受け入れている
昨日から少数民族の学生たちが、1ヶ月のインターンを開始した。

英語を教えるボランテティアもいて、毎日5時間、1週間以上の滞在で、宿と食事が提供される
小学校や保育園、スタッフ他に英語を教える。
現在は、旅の途中のイタリア人とイギリス人が2週間ずつ滞在中。

男性は、家作りや大工、あちこちの修繕、門番や調理などを。
女性は、保育園や小学校の先生、家で手仕事や竹細工、お茶や食品加工作りなど。

保育園(9−17時)もあり、小学校(2部制)は改築中、中高校は、外へ。
書き言葉のタイ語はほとんど残ってなく、話し言葉を学校で伝えているそうだ。
伝統医療診療所や、小さな図書館もあるよ。

(開かれたヤマギシ会風か。。)

それにしても、一党政治のベトナムで、こういった少数民族の新しい村(コミュニティ)が
持続的に発展?しつつあることに驚く。ここの未来に希望を見つつ。。