2021年4月3日土曜日

うりずんのヤンバルで(4)琉球藍・泥藍工房

Ryukyu Indigo Workshop

数年前から草竹工房を始めた女性の家へ
大湿帯(開拓部落の自治区?)にて
左から:芭蕉のバッグ、アダンのバッグ、クバの鍋敷き,ホウライ竹籠など
それは素敵な温かみのあるものたちよ


コシダ(ワラビと呼ばれている)
茎は1m以上になり、8月収穫、その日に編む
今は今帰仁に、わずかな継承者がいるだけ


琉球藍・泥染工房の琉球藍畑、挿し木畑もあり。日陰が好き。
彼は、数年前カンボジアの村に染色指導に行っていたという
なんと、沖縄には泥藍のみ分けてくれる工房も、いくつかあるそうだ


上の樽:琉球藍全草を発酵させ、下の樽:消石灰入れてアルカリ度を高め、
泥藍となり不純物を取って濾す


泥藍の花


ヤンバルの森で、からみからみつつ成長す


中々乾かなかったけれど、今回刈り取った草たち
上から:アダン(細)、アダン(太)月桃、コシダ
何になるかしらん・・


友人がコシダの中芯で編んだコースター(ワラビ編み)
真ん中:浜辺に流れ着いたオキナワキョウチクトウ(みふくらぎ・毒!)の実


那覇のトイレで


那覇・国際通り細道はいる「ゆかるひ」コミュニティカフェ・
たくさんの沖縄関係の本やイベントあり。
おいしいランチ後、
Seed Library も始めたので、ローゼルと蝶豆をもらう(借りる)
種は冷蔵庫で保管中。

沖縄・たねの日一粒目は、昨年ここで開催
今年は2月末、糸満の工房と野外で2回目


3月下旬、桜吹雪の京都へ

沖縄は10回近く行っているけど
サトウキビ刈り、熱帯農業研修、WWOOFなどほとんど先島(八重山諸島)だった。
そしていつも船で、この10年前までは・・
鹿児島からあちこちの島に寄りつつ、黒牛を降ろしたりしながら・・

始めて石垣島でサトウキビ刈りしたときは、
横浜~マルセイユまで2か月くらいかけて船で旅した大先輩にも会ったなあ。 

この10年は、沖縄パーマカルチャー・ネットワークと、辺野古ツアーで本島に何回か。
情緒なくLCCでさっと着いてしまうけれど・・
沖縄から見れば、本土が離島なのだ。