2019年9月21日土曜日

夏の手仕事~かご編み、柿渋、拭き漆

Handworks in Summer
旅再考
35年前、立派な(?)片道航空チケット、トラベラーズチェックを持ち、
手紙は大使館で受け取り、カメラなど持たず、宿も予約などせず、
もちろんインターネットカフェもなく・・・ 1年間東南・南アジアをバックパッカー
 
今は、なんて安易なのだろう
世界は近くなったように見え、想像力や決断力は減少したかも。
ものを生み出す手のひら、歌がこみあげ、詩が生まれるとき、
ひとを待ったり、始めての道を歩くときの緊張感はどこへ・・?
 
(これは、ハート石コレクション)
 
 
花脊ワンダーランドでかご編み
葛や山ぶどう、アケビなどのツルを秋に採り、水に浸して使う
近年シカ害で、遠くまで行かないとツルがないそうだ

 
皆が3時間で編んだ籠、上段左から3つ目の深籠を作る

 
花脊小中学校のわくわくバンド、森のお話、
ワラの鍋敷き作り、歌やダンス、おいしい食べ物など
 
 
左京区花脊、山村都市交流の森にて

 
今年も清滝テラ(竹紙の店のギャラリー)で、拭き漆
各自木地を持ち寄り、国産生漆を塗る
下段が私が塗ったもの(3回目)

 
若狭の豆柿をもらったので、柿渋作り
8月中旬くらいまでの中が熟してない渋柿をつぶす
(板は柿渋を2回ほど塗ったもの)


数日水に浸しておくと、発酵が始まる・・・
 

 
少し水を加え、ジューサーにかけ、(臼ですれば上等!)
絞って渋柿ジュースを作る
何回か絞った布は柿渋色に・・
 
 
1年もすると、こげ茶色の柿渋に。
自分で作ると柿渋のにおいはしない、なぜ・・?
途中で上にゼリー状のものができたら、取り除くこと
 
なにに塗ろうかな、和紙、板、布なんでもいいよ