2018年4月7日土曜日

奈良・大宇陀・薬草の里へ

for Oouda in Nara
久しぶりに奈良・大宇陀へ
古くから吉野葛を作り、薬草の里でもあった。
森の旧薬園はまだ緑まばら、
これは大正(?)ごろの薬草冊子、薬の館にて
 
 
そこの見事な5つのかまど
私の暮らす岩倉にも、こういった形のかまどが時々ある
味噌作りの大豆炊き、お湯、お茶などと別れていた

 
夜は知人のシェアハウスへ
玄関には厳寒時に作った葛根の絞りかすが・・

 
発酵ナイトで夜はふけていく・・
 
(右下から)作った葛のヨモギ豆腐、数十年物の梅干し、栗のハチミツ漬けと酒粕、
塩麹漬けの干し鮭、キプロスのハロウミチーズ(山羊乳の無発酵!)、
紅麹の豆腐よう、固豆腐の梅酢漬け、ノカンゾウあえ、
インドのパパッド(米と豆粉のせんべい風)他

 
近所の人のドブロクがプクプク

翌日は、京都県境にも近い奈良・山添村の大和高原文化の会へ
公民館に民族資料館を開設
(製茶・林業の道具、養蚕道具、凍み豆腐作りの道具、藤箕、養蚕の道具など)
 
また凍み豆腐作り、養蚕から糸まで、ソバを育てソバ打ちまでをやってきた。
今日は、麹を使わず、大豆と塩だけで作る玉味噌仕込み
 
 
ゆでた大豆を囲炉裏につるしたもの
青カビ(空気中の麹菌?)が生え、煙でいぶされた
 
(その昔、信州で自給暮らしを試みていたころ、
開拓農家の大きな梁に、見事な味噌玉がずらっと並んでいたなあ)

 
これを細かく砕いて塩水と混ぜ桶に仕込み、1年間毎日混ぜる!
かなり塩辛く、上澄液はたまり醬油となるそうだ。
どんな味になるかな・・?