2022年6月11日土曜日

うりずんの沖縄(8)久高島

    Okinawa(8) Kudaka Island
南部・南城市・久高島へ

土地は、島民皆のもの(個人所有はない)・総有制が土地の憲章としてある島
琉球の祖神アマミキヨミが降り立ち、島創りを始めた島
五穀発祥の聖地


立派なフクギの防風林を抜け、北端へ


立派な小中学校の近くで、粟を少し発見
現在は、沖縄でも雑穀はほとんど栽培されてない
波照間島では、キビなどが少し復活

1970年、人口430人ほど、現在は220人ほど
小中学校合わせて33名(うち島留学が9名)

今秋、初めて島に小規模多機能型居宅「ふがに家」開設予定
第二の我が家、よろず相談所、島のみんながあったかい気持ちになれる場所を目指す


こちらは、島到着後300円の入島協力金を。
人口200人ほどの島なのに、古い車、家電の大型ゴミ
道端におじいやおばあの生活ごみ(農業や漁業などの)も結構見かける
ビーチクリーンもしているが・・ 島は、どこもゴミ問題は深刻


集落は南端に固まってあり、北端まで4㎞ほど歩く
浜ごとに違った表情


この大樹の下には、幸福ベンチと書かれた長椅子あり


これが、奥部落で編んだトウツルモドキ


久高島の植生は・・


やっと北端へ、最後に土砂降りになりずぶ濡れに・・


あちこちに御嶽(ウタキ)あり

ここは何人も入ってはならぬフボーウタキ

沖縄でも最高の聖地のひとつ


カンボジア・クメール遺跡のような・・
石垣跡か・・?


島の東岸には、いくつもかって使っていた井戸がある


自分がいる場所が世界(宇宙)の中心
食堂にあった地図


女は神人(カミンチュー)、男は海人(ウミンチュー)、
30-41歳で島で生まれ育ち、島の男と結婚した女性が、神人になれる
その12年毎のイザイホーは、1978年に国神がいなくなり、途絶えた・・・

年間30の神事があり、その時は、集落より北ヘは行けない
(久高島へは、呼ばれたひとだけが行けるそうだ・・)


やっとツボ草見つける!
アーユルベーダでも、タイにもよくある
記憶力にもいいらしい


徳人港(久高島)の岸壁(コンクリート)には、なんと珊瑚が・・


対岸の安座間港(南城市)へ渡る船の窓には・・!


ひめゆり学徒隊の県立第一高等女子高は、沖縄戦で全焼し、
その後地に生まれたのが、ここ栄町市場
昼間は3分の1くらいは閉っているけど、夜はにぎやかからしい

定食屋や居酒屋、総菜屋やカフェ、肉や魚に八百屋、
美容室に本屋、雑貨屋まで。


ランチは、市場内の「ロイヤルミャンマー」で。
久しぶりにビルマの国民麺・モヒンガとコーヒー(シャン州)を。

シャン州の市場でよく見たヒヨコ豆豆腐の作り方を聞くと・・
ヒヨコ豆を一晩浸す~ミキサーにかけ絞る~汁を煮ると自然に固まる!

オーナーのビルマ人夫婦は、日本の大学で教育学と家政学を学んだ後、
2013年、ヤンゴン北の貧困層を対象にした小学校(愛の家)を開校。
学費は月150円、給食は無料、音楽や美術、体育もあり
今後、図書館や中学校も開設予定
(詳細→沙羅の樹基金へ)



ありがとうヤンバル、また来るヤンバル