イシシクル湖南岸のタムガへ
乗合バス、マシュルートカ(人が一杯になると発車)でやってきた
多くのゲストハウスには、共用台所があり、皆豆に自炊している
大通りのトラックの野菜売り
黒スグリとトウモロコシ、小さな桃を買う
前述の映画の主人公、クルマンジャン
キルギスの母と慕われている
蓬に見えないけど、蓬
蓬も世界に300種類以上あるらしく、これは欧州蓬とか。。
ここでは、羊毛の染色に使用
宿のかわいいこの果樹園に座り、タイプしたり。。。
共用トイレは、この果樹園を抜けた奥にあり
庭の黒スグリやラズベリー、プラムは盛り、青い小さなリンゴはもう少し
今日は、近くの広大なサナトリウム(療養施設)へ
入り口には、穀物を主に、野菜やミルク類も豊富に取り、
肉は少し取ろうの絵が。。
広大なサナトリウムの中には、個室の療養部屋と施術室、プールや運動場、食堂などあり。
やっと見つけた歴史資料館(2階)に、終戦後、残留日本兵の強制労働の資料コーナーがあり
元はソ連の軍人専用だったけれど、ソ連から独立後は、皆に解放
温泉以外にも、マッサージ、水圧や泥療法、電流療法、樹木の黒いエキス療法など
サナトリウムの歴史、ロシアの侵略への抵抗、宇宙飛行士などの展示の中に、
第2次世界大戦終了直後に、捕虜の日本人兵士は、中央アジアあちこちに送られ、
強制労働させられた。このサナトリウムのいくつかは、彼らが建設した。
ここでは誰も死ぬことはなく、156人全員が1948年に帰国し、
その中の生き延びた元日本兵たちがこのコーナーを作ったそうだ
ロシア語の新聞で(関東軍の日本人兵士たちは、タムガ村で何をしていたか?)
という記事も展示されている
戦争に負けたので、捕虜となりシベリア抑留、でも勝っていたら。。?
ソ連に進駐、侵略を進め、満州へもさらに同じことをしていただろう。。
スープを作ろうと思ったけれど、店でも青野菜がほとんどない。
でもセリに似た野草や、タンポポの葉、アカザなど見つけたので、スープに散らす
(皆は、野草など食べないのかなあ。。)