2023年8月26日土曜日

ボコンバエボの宿


ボコンバエボの宿へ
アルティン オイモック(Altyn Oimok)


敷地内には工事中の泥の建物がたくさん
これは博物館予定、昔の衣装箱や皮の水入れなどが。。


土壁塗


到着日の夕食
一応菜食夕飯ができる宿に泊まるが、千座万別
今晩は、人参スープとサラダ、ナスとトマト焼きとご飯
毎回旬のスイカも。


今回1番心地良かった角部屋
窓からは、隣のモスクと内天山山脈が見えて、やっぱりウイグル自治区を想い起こす
ベッド一つは、机代わりに


1階大広間、ユルトの中でもこのように、
衣装箱の上に布団や長座布団などを重ねておく


家中がアート的


下述の工房で働く73歳の女性

ここでは珍しくキルギス人も宿泊
ロシア人がフェルト(シェダーク)のブランドを立ち上げるための撮影チーム、

この近所に土地を買い、ストロベールの宿泊所を作りたい小さな息子を連れた女性も。
ビシュケクの家もストローベールで作ったそうだ
訪れたいけど、週末からトルコへ行くって。
パーマカルチャーも知っていたよ


この宿のオーナー、ザニールは、もう一人と共同で1994年にこの工房を立ち上げた
一人母親や貧困の女性、精神的肉体的に傷ついた女性たち25人が、工房に来て働いている
2014年には、ユネスコの世界手工芸カウンセル賞を受賞
ここで、フェルト作り教室も開催中


カザフスタン、NAZARBAYEN大学発行の本に上記のザニールも登場


大きいフェルト作りのスノコ


製品を展示即売している建物もあり



会議室や子供たちの音楽学校、体験教室など、たくさんの建物作りが同時に進行中



どこの家も、いろいろな種類のジャムやコンポーストを作っているけれど、
やっぱり大量の白砂糖を入れるのね。。
宿の台所で。


家族の履いている可愛いスリッパ

オーストリアのカップルも同宿
オーストリアー東欧ーコーカサス、バルカンーアゼルバイジャン〜カザフスタンは飛行機、
今3ヶ月目の中央アジア、これからカザフスタン〰バンコクも飛行機で、半年後に帰国予定。
中国のビザを取り、陸路で旅したかったけれど、
3ヶ月前からそれは多くの証明書などが必要で、結局拒否された。。

彼らはMSF(国境なき医師団)の一般医で、コンゴ民主共和国、ナイジェリアなどで活動。
それが、中国ビザが拒否された理由かも。
彼は、東欧からの人も多いホームレスを支援している団体でも活動中
ウクライナ難民(ヨーロッパでは難民として、日本政府は難民とは認めていない)や、
アフリカからのヨーロッパへの難民のことなど話す

翌朝、大きなバックパックにテント持参、ガイドなしで、3泊4日のトレッキングへ出発


初めて見た太陽温水器(eco sun heater)


ここに毎日女性たちが集まって、製品作り


フェルトの端切れで作った座布団


部屋から見えるモスク
夜明け前に、アザーン(イスラム教の礼拝への呼びかけ)が聞こえてくる


塗りかけの壁


ここは、麦わらと泥を混ぜるのね
インドは、泥+稲藁+牛の尿