2016年7月5日火曜日

八重山へ(5) 石垣島

 
for Yaeyama (5) Ishigaki sima
3億6千年前からのヒカゲヘゴの下で夢見る

 
南嶋民芸で、蔓を裂いて籠作りする館長

 
石垣の素泊まり宿
 
 
南嶋民俗資料館
隣の民芸店で工芸品作り、新聞配達、山の畑、屋上菜園、
棒術と忙しい館長、染色用の福木の葉を分けてもらう
 
 隣は、菜食カフェと自然食品店のPoco a Poco、メキシコ料理・バガブンド、カフェ・タニファと続く
 
 
石垣島北部のシャンティガーデン(HPあり)へ
 
荒地を開墾し、虫も蝶も自由に飛びそうな家を建てる
熱帯植物の苗や種の販売中(見学はしていません)
 
これは、なんと数メートルになったバオバブ
西アフリカ・マリで1年いたバグブー村はバオバブだらけ
新芽はソースへ、樹皮は井戸のつるべのヒモにと大活躍してたなあ

 
久しぶりに見たカルダモン
下左の小さなのが花


ガク(?)の間にできた小さなバナナの房
 


カー、タマリンド、シトロネラ、カスタードアップル、カレーリーフ、
いっぱいいっぱい、森の中に多品種が混ざって新たな森か・・?
 
(今は台風にそなえて、温室の苗や木を移動中)
 
市場で見つけた黄糀の味噌や波照間のモチアワ、パッションフルーツ、
モリンガの葉やジーマミ(落花生)豆腐、種用島ラッキョウ、
農園でもらったインド藍の苗をかかえて帰路へ
 

八重山へ(4) 西表島・仲間川を上る

 
for Yaeyama (3) Urauti River
西表島西部の仲間川を上る
国内7種のマングローブ(ヒルギ)がみなある
ヒカゲヘゴやリュウキュウマツ(舟や臼)

 
樹齢400年高さ20mのサキシマスオウ(まな板、舟の一部)の板根

 
禁猟区、琉球政府の石碑

 
オオタニワタリ(新芽食用)や午後は花の色が変わるオオハマボウ(ユウナ)の山道を1時間ほど歩くと、カンビレーの岩床へ
 

 
かわいいサキシマキノボリトカゲ
20cmくらい

 
終戦前、各地から奴隷のように連れてこられた宇多良炭鉱跡へ
トロッコレール跡を覆う植物、近代化の闇
炭鉱内のみでつかえる金券が給料の代わりに渡され、逃亡は許されない
 
浦内川河口近くには、
石垣金星さんの西表島エコツーリズムセンター
西表島手仕事センター
石垣昭子さんの紅露(くうる)工房あり。
 

八重山へ(3) 石垣島、白保

 

 
for Yeyama (3) Ishaigaki sima,Shiraho
WWF(世界保護基金)が運営している
しらほサンゴ村
 

 
今日は日曜市
地元の手工芸品や農産物などが並ぶ
青いパパイヤとピクルス用マンゴーを見つける!
 
 
サンゴ礁が繋ぐひとと自然
昔の漁や暮らし、生物など

 
白保の集落には、福木の防風林や御嶽があちこちに

 
干潮の白保の浜、リーフが終わり礁嶺(ピー)の先は、荒い外洋

 
さんご村でおばあたちのランチをいただきま~す
(左上から)ジューシー(油炊き込みごはん)、紅芋入りそば、
もずく天ぷら、長命草あえもの

 
少し行くと、やちむん館工房のさむさら
荒地に家を建て、植物を植えた
 
 
月桃の葉の円座や籠、アダンの葉のぞうりが作れる

八重山へ (2) 自衛隊基地誘致

 
for Yaeyama(2) Inviteing Defence Army Base 
世界中どこでも、植物のひとの関わりに関心あり。
八重山諸島も、十数年前はなかった大型ホテルやリゾートがいっぱい
 
そして自衛隊誘致も。
2015年2月、与那国島(人口1500人、周囲25km)で、住民投票後、
自衛隊誘致が決まり、安保関連法施行前日に160名の隊員が来た。
 
石垣島は、6月18日に自衛隊配備中止を求める住民の請願を
不採決にしたが、20日市議議会で自民党造反で不採決に!
宮古島は、6月20日に市長が受け入れ表明。
 
どこも沿岸監視部隊、レーダー・ミサイル基地、弾薬庫など。
 
内地に帰ると全くといっていいくらい八重山の話は聞こえてこず、
沖縄本島とも温度差が大きい。
たくさんの夜鳴く鳥の中、こころは痛い
 
・八重山日々新聞
・与那国の明るい未来を願うイソバの会
・琉球弧の軍事基地化に反対するネットワークなど

 
上原の五穀豊穣と無病息災を祈るデンサー祭り・前夜祭
島口(シマコトバ)の借り物競争 島口を知らない子もいるから・・
(両親にしか聞いてはだめ、教えたらだめよ。)
ヤギやシリシリ、太った人、太鼓などみな見つけてきたよ。
 
 
島のスーパーは、みなの伝言板
 
介護者募集、「水着で歩かないで、島には医者はいつもいません。」
ビーチクリーンアップ!、89歳女性行方不明、みんさー織講習会
東北へ島の黒砂糖を届けよう! 自衛隊員募集(石垣出張所)、

八重山へ (1) 西表島

for Yaeyama Islands (1) Iriomote sima
 
サトウキビ刈り、WWOOF,熱帯農業研修などで
沖縄はいつも八重山だった。十数年ぶりの八重山へ
宿の裏道をかきわけていくと、干潮のヒルギ

 
沖縄は、よくヤギ(ギージャ)がいる。
サトウキビ刈りのお祝いは、キビ畑でヤギ汁だったね、
におい消しに蓬をたくさん入れて。

 
近所で田植えしてきたら、こちらはもう一期作の稲刈り、
6月18日に夏至南風(カーチバイ)吹き、夏の始まり
梅雨明けて、これから南風に。
台風にそなえて、宿でたくさん木を切っていた
月桃を見つけて、お茶に

 
ひとむね貸しの宿。西表島・古見
農家民宿「まな」

 
今日は宿の孝子さんの誕生日で、
海人(ウミンチュー)、畑人(ハルサー)の和さんの料理
 
(左から)グルクンのあんかけ、イノシシのニラ炒め、
ミミジャー(フエノエダイ?)のレモングラス蒸し、
あとで近所のひとが、離島のイノブタのカツを。
 
 
ガジュマルの木の下で、
「まな」の孝子さんと和さん