2025年1月1日水曜日

クタイシ(1)


早朝乗り合いバン乗り場に来ると、たくさんのバックパッカーたちがおり、
次々とバンに乗り、次の目的地へ。時々スーツケースあり。


カーブの山道を下り、平地のクタイシへ


着いた宿では、なんと1年に3日しかないというブドウ酒作りの初日
自家製ワインといっても、100ℓも仕込むからね、白も赤も。
まず、赤ブドウを絞ったあと、


これで圧搾する
イーストも酵母も入れない祖父から伝えてもらったワイン作り
この絞りカスは、チャチャ(40度くらいの蒸留酒)になる

会社はブドウ汁をフィルターで濾すが、ここでは、自然ろ過を数回繰り返す
春にも飲めるけれど、2年ものがおいしい
明後日から雨予報なので、それまでに収穫して仕込みを終えなくちゃ


糖度計
(アルコール計がほしい、ドブロクを作った時に計るために)


納屋には、ワインを寝かせる瓶


宿のオーナー Gorgis Homestay
宿主が英語をよく話すことはめずらしいが、
彼には何でも聞ける
「あのスターリン博物館は、つぶしたい」と話していたなあ

よく果物や、2年物自家製ワインに呼ばれる


11世紀に作られ、17世紀にオスマン帝国軍に破壊され、
最近再建されたバグラティ大聖堂


宿の納屋には、ジャムやピクルスなどたくさんの保存食


なんと、仮想通貨のATM
でもほとんど使われてないようだ


小麦粉文化なので、売り方も20㎏単位で


ここらもザクロの故郷


オカツエ川渓谷の遊歩道、高さ130mに800mも続く


道端では、ムベや熟れたニガウリ、木の実、奥にはガチガチの干し柿まで


マルトヴィリ渓谷



プロメテウス洞窟、1,5kmも鍾乳洞が続く
(中部イタリアでも、それは大きな鍾乳洞に入ったなあ)
外は35度でも、中は14度くらい


1,984年に発見されて以来、愛犬と共にここを守ってきたひと

ジョージアの自然、東海岸には、大きな湿地帯があるようだ



クタイシ広場、コルキスの噴水
ジョージアで出土した30余りの古代の動物たち



宿の庭
彼は植物が好きで、リュウゼツラン、アマランサスなどいろいろな植物が・・

宿で会ったひとたち

800ccのバイクでツーリング中、事故にあい、今はお休み中のドイツ人女性
ソロのロッククライマー、スイスで数学を学ぶイギリス人男性
ジョージア滞在7年、ジョージア女性と結婚した山ガイドのアメリカ人

イスラエルで3年の徴兵を終えたばかりの男性
(イスラエル人はどこでも多いけれど、深く話すことは容易ではない。
女性も2年の徴兵があるので、時々カップルもいる)

3月からずっと中国~モンゴル~中央アジア~中東をめぐっている中国人女性

アメリカ人以外は、みなソロトラベラー(一人旅)


映画博物館近くで
ジョージアは小さなギャラリーやシアター、博物館も多い

ほんの数十年前までは、このようにしてブドウを運び、馬で運搬していた


道端で、庭の花と薬草、ナツメを並べるひと


イスラエル、トルコ、ハンガリーアゼルバイジャン、中国、半分はウクライナへのへの距離


市場でめずらしくキノコを見つけたので、購入
もとソ連圏の市場は、どこもオーガナイズされた円形か四角の建物内が多い
アジアのゴチャゴチャの半野外の雰囲気はなし


今晩の夕飯は、なんと・・
インスタント味噌ラーメンの文字に負けて購入
キノコ、ネギやパクチー、ズッキーニ入り

ここの共同台所も、広くて使いやすい

「えっ、また骨折!?」

ではなく、少しだけぶつけたのが痛い3日目、

そうだ、里芋湿布(里芋とショウガ+少し小麦粉kで練る)があるのに気づき、湿布を。

翌日ほとんど痛みは消える!

ほとんど学芸員の自覚がない、歴史博物館へ



台所