2024年12月31日火曜日

ウシュグリ(2)~メスティア


宿からの夕焼け
人が定住する村では、ヨーロッパで最も高いという


これは、何を解体していると思う?
大きな牛の解体
男数人で、エプロンもシートもなく、血もほとんど出さず、
それは慣れた手つきでで解体していく

(多分、みなで分けるのかな?)


宿からの光景
9-12世紀に作られた見張り塔(コシュキ)がたくさん
ここウシュグリには、アッパースバネティにある175塔の見張り塔のうち45塔がある


石の建物群を保存しようと、EUから補助金が出て、
改修し宿にしたりしている場所もある


石の建物は、木より長持ちはするだろうが、放っておくと、
このように崩れてくる
いくつか廃村風になっている村もあった

(日本の石垣も放っておくと、木の根や草が生えて、崩れてくるように・・)


トレッキング道案内の看板


日本では花屋にある多肉植物も、ここでは山際に。


宿の前庭で、めったに笑わないひとだけど・・
8-18度くらいで、皆重ね着しても、朝晩は寒い


団体客(ドイツ人多し)で、いつも活気のある宿のレストランで
これが名物ヒンカリ(大きな小籠包のような・・)
10㎝以上あり、牛と豚の合い挽き、玉ねぎ、ニンニクとハーブなど


正教会は、各地方教会が自治的に運営しているそうだ
どこも古いイコン(聖人などを描いた絵)が飾られている


八百屋にあったの保存食
なにだろう・・?


シビアニ村の博物館
11-12Cの建物で、1950年くらいまで、中2階に10人ほどで暮らしていた
煙突はなく、小さな窓は煙用に1年中空いている!
壁に沿って1階に家畜と、中2階に人(冬)が寝ていた、夏は2階で寝る
座る場所も、家長や男女で決まっていた


またメスティアに戻り、今日のランチは、

・キュウリやトマト、玉ねぎのサラダ(レモン汁で)
・パクチーやタンポポの葉、ディルやネギ、魚の缶詰入り、オムレツ
・短粒米のご飯と水出し紅茶
・ハニーケーキ(宿の隣がケーキ屋)とブドウ


10-5月には、2mも積雪があり、
村の70世帯のうち3分の1のみ、冬越しするという


上記の博物館
ここに家畜が寝る



時々芝居やコンサートを開催



それは美しい衣装箱の彫刻
家具は、クルミやブナ、モミや白樺から


以上、メスティア文化とアートセンター


これは、上記の博物館にて
後方はチーズ、真ん中の瓶はチャチャ(果物から作る蒸留酒)、右はハチミツ入れ


最後の晩も、カフェLAILAへ
踊るよ踊る


カフェの壁は、一面旅人の落書き
イエメン、スロバキア、ヘブライ語も。


丸みのあるジョージア文字



著名なアルピニストの博物館


そこで、初めて見張り塔の上まで登る
どれも3-5階くらいまであり、直角に近いほどのハシゴを登ると・・


草ぼうぼうの家庭菜園が時々ある
ジャガイモとキャベツ、マスタード?など




アルピニストのロッククライミングか?



いつも行列がある人気のパン屋
タンドール(円筒形の土釜)にこのようにして、パンを張り付ける
キルギスもパンやインドも同じで、中で木を燃やし、余熱で焼く