2025年1月2日木曜日

神々の国ネパールへ


10月初め、これはヒマラヤ?


早朝エガール(ハンガリー)駅出発-ブダペスト空港ーイスタンブールとデリー乗り換え
(夜行便)ーカトマンズ空港で友人と待ち合わせーポカラ空港
ー最後はジープで友人の中部パルバ郡ラリプールの実家へ 
8つ乗り換え、夜遅く実家に到着!


だれかのワクワクする玄関


ダサイン初日で、これから親戚、兄弟姉妹もたくさん来るので、ムスタンのリンゴ箱買い
ダサイン:ネパール最大の祭り、10日ほど続き、最後の日は満月
女神ドゥルガが、魔物に勝利したことを祝う祭り

ネパールは、9月26日から4日間、大洪水、土砂崩れとなり、河川が氾濫し、
200人以上亡くなり、数百名が行方不明となった(特にカトマンズ盆地東部の被害大)
カトマンズから通じる道路は、みな通行止めになっていた
(みなカトマンズから、故郷に帰りたいときに・・)

私たちも何度も友人と連絡を取り、考えた結果行くことにした


友人アシシの母親、油ぽくなく薄味で、
おいしいダルバット(ごはん、ダルスープ、野菜炒め、アチャールなど)を
毎日ごちそうさま


10月、下弦の月(月*チャンドラ、太陽*スードラ、星*ターラー)
私は満月と同じくらい、新月が好き


あちらこちらに、神様への供え物(プジャ)


家の畑、中央フサフサしているのは、キマメ(ダル)


新築中の家の屋上から
小さな町の新興住宅地風か?


家の周囲
土地所有権とかあるのかな?
トウモロコシ、キマメやインゲン、大根やニラ、ジャガイモなど


今朝、家庭菜園で収穫したもの
インゲン、カボチャやサツマイモのツル


ブータンにもある水牛の乾燥チーズ
1時間口に含んでいても、まだ固い・・・


キマメ(ダル)


パニプリ
揚げたボウル状のもの(中は空間)に、香辛料入りジャガイモサラダのようなものを入れ、
ハーブ入り甘酸っぱいソースをかけ一口で食べる


いろいろな鉄器が・・
右下:スパイスを油で揚げるものか
鍬や包丁、草刈鎌、チャパティ焼き鉄板も。


パニール(カテージチーズ)屋
ミルクや柔らか目のクリームもあり(みな量り売り)
手前は、クルフィ(スパイス入り牛乳を煮詰めたシャーベット)

近所の親戚の家へ行くと、一本だけシシカバブ


昨年の稲わらを,丸ーく積み上げたもの


ここらは、6月田植えー11月収穫

毎日の主食の他、セルロティ(米粉ドーナッツ)や
チュウラ(蒸して潰し他干し米、おいしい!)チャン(ドブロク)にも。


この小さな町にも、日本語クラスあり
日本で(学生しながら)働いても、賃金は低いけれど、
最初の授業料が少ないので、まだ人気らしい
例えば、2年間の授業料(週0時間までバイト可)と往復チケットで、150万円ほど。
もちろんそんな大金はないので、家族親戚皆から借金して渡航

今、アメリカ、オーストラリア、韓国に続き、日本は第4位
出稼ぎだけなら、中東も多い



プーリー屋(中にゆでジャガイモなどが入った揚げ餃子風)
菜種油が多そう


上:ワラ草履! 灯りを灯す油入れ、貯金箱
下:ココナッツ、油入れ


友人たち家族は、数年前は山中でこんな土の家に暮らしていた(もっと質素な・・)
(2018年ごろのネパール編をどうぞ)

最近、町の近くに引っ越し、コンクリートの新築の家を建て終わるところ
電気もほとんどなかったけど、新築の家は、電化製品もすごい
そう、ダサインに間に合うように最後の突貫工事中の家に、私たちは来たのだ
改装しながら、建設しながら暮らすのは普通


堂々、味の素大袋がスーパーに並ぶ
これは中国製
(スパイス使いの国なのに、なぜ味の素が必要??)



今日の昼ごはん
ご飯とアチャール(簡単漬け物風)、インゲン炒め、
ダサインなので、特別に山羊肉炒め、
ダルスープは家庭によって、みな味が違う


儀式のための葉っぱのお皿を皆で作る
売ってもいるけれど、ここでは、皆で作る



皆が背負い籠(ドコ)を休めるチョウタリの脇で


こうやって、細い竹のひごで縫うようにして・・


米粉に、カルダモンやシナモン、クローブ、と砂糖を入れて、粉にする
そして・・


ダサイン8日目には、山羊を解体し、皆で分ける


とても踊りが大好きな姪っ子


家を新築し、電化製品が増えても、カマドは必要
山羊もいるし、家庭菜園も3か所ある

上記の米粉に水を混ぜ、輪っかにして揚げる、大好きなセルロティ
中華鍋風の真ん中に丸い半円の鉄を入れ、輪っかになる


神様に供える
奥は、ダサイン1日目に小麦を播き、毎日水やりして、大分成長したもの
10日目に耳に飾る


本当に仲のいい兄弟姉妹、親戚たち(アメリカから帰国中の妹も)
椅子に座っているのが、アシシ(左端)の祖母
両親、叔父や叔母、姪っ子甥っ子たち
毎日人が訪れ、泊まっていく

赤は祝福の色(勝利、幸福や純粋さ、強さ、縁起など)
ネパールに行くとき、女性は、ぜひ赤い色の服やショールを。

祖母は女性で唯一赤を着ていないが、夫を亡くすと、赤は着られないそうだ

ダサイン10日目、袋に入ったお年玉をもらい、足にキスして、
赤い米粉の大きなティカを、額につけてもらう


フェヌグリークなどを油で揚げ、ウリにかける、
+パクチーや潰したマスタードやウコン粉を混ぜて、今日のアチャール