2025年3月21日金曜日

シェムリアップ(3)トンレサップ湖


(2)ロータスファームで、蓮の湖で、船頭、蓮の花束を作ってくれる。
後で花は干して、お茶に。


今日は雨期(6-11月)と乾季(12-5月)で3倍も水量が変わるトンレサップ湖へ
東南アジア一、世界では13番目に広い湖
水量が変わるので、みな3階建てくらいの高床式の家並みが続く

メコン河は、チベット~ビルマ~ラオス・タイ~カンボジア~ベトナムへ
周辺の人々は、短期は3か月、長期は6か月の米作、漁師やココナッツ農園で働く


水上家屋は、よく固まってあると思うけれど、たまにポツンとある家がある
世界一自由な家かもしれない。水位が増すと、陸の近くに移動する!


電柱の色が変わったところまで、上がった水位





最後マングローブ林にボートで行ったが、これでも水位が高くて行けず・・

帰りのバスで、ガイドChon  の話 
彼の父親は、ポルポト政権によって殺され、生き延びた母から生まれた。
1978年、生後35日にベトナム軍が侵攻し、ポルポト政権(クメールルージュ)は崩壊した。
その後大量のカンボジア難民が、タイカンボジア国境に集まる。
1992年(強制送還開始)、彼のおじ家族も国境の難民キャンプから、
バッタンボンに帰還した。
1993年UNTACによって総選挙実施、その後、
ポルポト政権によって止まっていた貨幣が復活した

私は1987年から1年間、JVCから国境最大の難民キャンプ(サイト2)で活動した。
つねに安全のためのレシーバーを聞き、あとにも先にもない初めての戦場の一部だった
決して忘れることはない1年間
でもその後、ほとんどそれらに関わることはなく、私の中で、大きくかけている部分だった
それが、今回彼と会ったことで、やっと少しかけらが埋まった
涙が出そうになりながら・・

(このツアー代金の30%は、コミュニティに回るという)
小型バスで後ろに座っていたのは、韓国人のKen
時々母国にも一時帰国しながら、10年間世界中でリモートワーカをしているという
最近は、ジョージアや南欧、春から南米、ペルーやボリビアへ


牛革で影絵用の切り絵


アンコール国立博物館のチラシ置き場にて
「子供たちは、旅行者の見世物ではない」
人身売買や売春、海外への出かせぎも多く、独裁政権の続くカンボジアよ


クメール王朝のそれは多くの仏像たち

クメールルージュの迫害を逃れた仏たちよ

(館内には欧米人も多くいたけど、なぜ仏教に関心があるのかな?)


古代クメール王朝の衣装


かぐわしいプリメリアよ
(バリのガンディーアシュラムでは、これを乾かして、お香のように使っていた)


今晩は、カンボジアンサーカスPhare へ
ハッピーアワーでモヒート2杯飲みながら、開演を待つ

この代金が何に使われているかの表示、非営利の学校や職業訓練などに。
難民キャンプを経て、アートを学んだ数人が、このサーカスを設立


これは、大地に残った弾丸などから作られたジュエリー

世界最大の量(人口一人当たり)ほどの爆弾が米軍によって落とされたラオスでも
それらから、アルミ?のスプーンなどを作っている


左奥は、その場で描くパフォーマンスを


舞台に立つのは、みな男性、唯一の女性


道端のバゲットサンド屋
カンボジアやラオスは、フランスの植民地だったので、食生活にも影響あり
ハンモックで子供がお昼寝中かも


(2)ロータスファームで織られた、蓮糸100%の服

次回は、農村で民泊、アースツリー,アキラ地雷博物館、
バナナサラやナチュナルバリュー(村でバナナやホテイアオイの繊維で製品作り)
などにも行ってみよう