シェムリアップから東へ2時間、コンポントムへ
学生のソライと待ち合わせて、市場へ
薬草屋で、スオウ(蘇芳)を入手、染料植物の多くは薬草でもある
ラック(カイガラムシの分泌物)もあったが、高すぎた
今回は、フェアトレードショップの老舗、第3世界ショップ(東京)の
Community Work for beyond Border(CWB)のプロジェクト地のひとつの村で、
染料植物調査と試し染をするために、村に1週間滞在する
2017年ごろ、ここからビルマ(カチン州ミッチーナ)で女性起業家研修に参加し、
翌年、オールタナティブな学校で、草木染WSをした (ブログにあり)
別の店で、大きなアルミ石と紅の実(アナトー)も見つける
上からアルミ石、紅の実、ラック(タイ産)、スオウの心材
後は、周辺を歩いて見つけよう
初日夕飯後に、コミュニティリーダーの男性ミアン、コオロギを飼育しているロット、
ユースセンターの女性サンポアなどが来た
翌日は、アダンの葉でマットを編んでいる家に
西表島エコツーリズム協会の「手わざ帖」アダン・マー二編のコピーを見てもらう
これがアダン! こんなに長いの?
朝のみ3時間ほど編んで5~10日かかる(2x1.5mほどのござで、10ドル)
でも1年に5枚売れたらいいそうだ・・ 編み手もみな老齢化・・
ビー玉遊びに夢中の子供たち
この前に訪れた家で・・
クイ村には、171家族が暮らし、多くは米作り、カシュー農園やゴム園で働く
出稼ぎは、他州の工場などへ、海外は、タイやマレーシア、韓国へ
正月(水かけ祭り)やジュンパン(祖先の祭り)のみ帰る
3年に一度、祖先を迎える祭り
古代クメール王朝の宗教は、ヒンズー教で、
今でもバラモン教の影響を強く受けているという少数民族クイ村に滞在中
公民館のような場所の裏庭で、大ごちそうを作っている最中
東南アジアのナッツといえば、落花生
ランチを一緒にいただく
干し川魚、ジャックフルーツや鶏肉煮物、生のキュウリやキャベツ、辛めのペースト、
ココナッツジュースの微発酵ジュースや米焼酎(?)の赤い薬草酒もあり
できあがった神様への供えもの
近くの保健センター、保健ワーカーがいるのかな?
何を常備しているのだろう・・?
木灰の上澄み液を作るため、灰を集めて、熱湯をかけ一晩放置
地下水を入れる 水のろ過器
中は何が入っているのかな? 炭やヤシの繊維?
チョロチョロしか出ず、これを飲み水にしている
紅の実を煮た水に、試し布を入れていみる
レーヨン70%、絹30%の混紡
上記の木灰液の上澄み液を取って、媒染用に。
強アルカリなので、瓶で保存すること、長期間保存可
京都のアパートにもいつも常備してあり、山菜のあく抜き、染色などに使用中
砕いたラックを一晩水に浸し,浸け染してみる
普通は煮染だけど、煮ると、一度でラックがガムのようになるので、ずっと浸し染
ブータンやチベットなど、チベット仏教の僧衣は、本来はラックで染めていた
えんじ色とは、このラックの色
(インド・ビハール州には、インド天然樹皮研究所(主にラックあり。
染色以外にも、食品色素、ニスの代わりなどに使用)