2024年6月9日日曜日

マルタの有機農家へ(1)


週に2回、生ごみの日があり、このように、
透明の袋に入れて、吊りしたりしておく
地域猫がすごく多い島だけど、ほとんど猫はゴミ袋はあさらない


今日は、フェリーに乗って、初めてマルタ島へ
(私がいるのは、マルタ島(マルタ共和国)の北の小さなゴゾ島)

北部メリッハ湾近くの有機農家、ルイスさんを訪問
近くのベジボックス(Vege Box) 宅配の週3回の集荷日、
これらが近所に宅配される、おいしそう。。


フルタイムで働いているのは、マルタに来て3年になるエリトリアからの男性

エリトリアは、エチオピアの北、スーダンの東
(エストニアは、バルト三国よ)
1993年にエチオピアから独立したが、30年間国政選挙なし、
無期限の徴兵制度あり、国家が大学も職業も決めるという
独裁政権が続いている
2001年から民間メディアもなくなり、多くの人たちが、
多くの人たちが、難民となって国境を超えている
ジャーナリストの自由度も世界最下位。
そこからやってきた男性


堆肥は、牛糞に海藻を混ぜたりし、1年以上寝かす
丸太の年間降水量は、500mm (日本は1800mm近く)なので、
屋根もいらないのね


 3日毎に25分のホースで点滴灌漑
ここの野菜たちは、鍛えられているなあ
甘味もうまさも強位だろう、きっと。
湿潤熱帯に比べて、虫が少なさそう


草の間に紫玉ねぎあり。収穫する時に、抜く
石垣は、時々崩れるので、よく修理が必要だという


ここに連れてきたくれた人が買った野菜
私はトマトを少し


ロバが下の棒を回して、地下二十mの水を汲み上げる
水は、向こうの水タンクにはためて、時々灌水している


敷地内の石の小屋、石を積み上げて、丸い屋根にする!
住まいではなく、穀物を保存していたらしい



長いウリが山盛り、食べないのかな? 以下、ルイスさんの話
昔は、貧しいマルタからオーストラリや、ギリシアやイタリアに移民が多かった。
80年ほど前は、家族や親類に死者が出ると、女性は黒い服を1年間着ていた。
男性は、黒の紋章を腕につけた
自分で農家は4代目だけど、子供たちは継ぎそうにない

地球の友マルタのFBに、少し前の彼の農場の様子が出ている
Traditional farm Luice で。