2023年9月15日金曜日

コニギル工芸村(1)紙漉と油絞り、粉挽小屋と温室


パミール高原に源があるザラフシャン河支流の小川で、水車を使ったコニギル工芸村


緑の敷地内には、たくさんの水車あり



こちらは紙漉工房用


まず3−4kgのコウゾの皮をむいたものを、6−7時間煮る


7−8世紀ごろまで使われていた皮つき臼


おしゃべりしながらコウゾの皮をむく


前述の水車で、9時間ほど皮をつく


日本のようにトロロアオイなどは入れず、紙をすく


紙と紙の間に一枚ずつ綿布を挟んで、馬毛のブラシで空気を出し、1日乾燥


さらに、石や貝、ツノなどを平にしたもので、磨くと、
光沢のあるサマルカンドペーパーに


この水車は。。?


油ひき小屋
左から:メロン、綿、胡麻、亜麻の実を、2:4:4:4で混ぜ、
後方の油絞り器へ。14kgの原料から5リットルの油が取れる!(左端)
左奥の吸出し器のようなもので、油を吸い出し、濾す

油粕がたくさん取れるので、畑に戻せる。
この油で、食堂でプラウ(油っぽい肉入りピラフ)を作るって!


街路や公園に、バジルとホーリーバジルが多く植えている
その後収穫するようでもなく。。


ここは、粉挽小屋
中央は、大きな石臼


挽かれた小麦粉は、ふるわれて、ナンなどの材料に。


壁は泥土の温室、中にはレモンの木。
ここのコンセプトなど、作り続けている人と、ゆっくり話してみたい
前述のエターナルシティとは、真逆。