2025年9月16日火曜日

トルコ イスタンブール (2)旧市街、エジプトバザール、アヤソフィア


エジプト市場で今日のランチ
ベジのラップサンド(ラヴァッシュ)
オニオンリングとトルココ−ヒ−で1200円!



混迷の中、グランドバザール隣接のエジプトバザールに向かう
近隣諸国からもたくさんの旅行者

昔は、このバザールの中に、
5つのモスク、7つの噴水、10個の井戸、17のキャラバンサライ、学校があったという


上記の店


干し果物は、お茶に入れたり。。


花のお茶と香辛料


手前;焼き、ゆでトウモロコシ(50リラ)
1リラx3.8=円



市場脇の苗屋


後方にはなんと、粟が。。! 小鳥の餌のようだ
手前は、治療用に血を吸わせるヒル!


銅製鍋やコ−ヒ−沸かし(チェズべ)


チ−ズ屋


港近くの献血車



美味しそうな松の実がいっぱい




トプカプ宮殿 昔のスルタンの庭


ミュ−ジアムショップ


アヤソフィアへ 





細密画


サラダ、ダルス−プ、フムスとサルサペ−スト
これでも充分だけど、この後ご飯と野菜カレー風が出てきた
どこもベジランチだと、このような似たメニュー


 

2025年9月12日金曜日

トルコ イスタンブール(1)旧市街、ボスポラス海峡 


アルメニア、首都エレバンからアテネ経由でイスタンブ−ルへ
隣国だけど、国交がないので、陸路国境越えはできない

エ−ゲ航空で隣席だった青年は、アゼルバイジャンの飛び地だったナゴルノカラバフから、

(1991年ナゴルノ=カラバフ共和国として独立宣言の後、戦争となり多くの死者、
避難民が出た、その後も紛争が続いたが、2023年ナゴルノ=カラバフ共和国は敗北し、
10万人以上が、アルメニアに難民となって脱出した)
彼はその1人だった。

彼は、徴兵中2022年の戦争で、左足先を皆凍傷で亡くし、除隊となった。
その後、2023年ナゴルノ=カラバフからの難民となり、アルメニアへ。
アルメニア政府は、
始め3ヶ月100ドル支給したのみで、多くの難民たちは、苦難の中にいる。

彼が持っているのは、パスポ−トとは別に、Temporary Protecion(Refugee) Certification 
と書かれたIDカ−ドがあり、下の3桁の番号で、ナガルノ=カラバフからの難民と識別される。
申請すれば、普通のIDカ−ドを取得できるけれど、
自分の存在(identity)をなくしたくないので、申請はしないそうだ
でも、地方選挙も国政選挙もできない。

今回は、各国から7人ずつ参加するEUの1週間のプログラムのため、
ポルトガルへ向かう途中。今年のテ−マは、スマホの電源を切る だそうだ。

(アテネでの乗り継ぎは、1時間だったけど、無事にリスボンに着いたかな)


アヤソフィアなどがある旧市街一帯は、大きな博物園かと思うくらいすごい旅行者
でもモスリム教徒にとっては、巡礼地でもある
黒いチャドルの女性たちも時々見かける

アヤソフィアは、ビザンチン帝国にロ−マカソリックの大聖堂
1453年、オスマン帝国が改装、改築を繰り返しモスクとした
1935年から2020年までは、無宗教の博物館(無料)
その後またモスクとなり、2024年からは有料(25ユ−ロ)となり、
1階はモスクとして、2階が旅行者に開放されている


ブル−モスク(スルタンアフメド モスク)
17世紀にオスマン帝国が建築


1日5回の礼拝の前には、手足、顔を洗って清める


この階段を上がると。。


もと幼稚園だった場所を、イスラム情報センタ−にし、
ボランティア女性が、ブル−モスクの歴史やイスラムの教えを話す(無料で1日4回ほど)

代々木の東京ジャ−ミイを、とてもほめていたなあ
そこの併設のトルコ文化センターでは、イスラム基礎講座、保育園、
アラビア語書道教室なども開催中


ブル−モスクの中で。割礼前のお祝い



ヒジャブ(法的に義務つけているイスラム教国内の女性が、頭や身体を覆う布)
についての見解

チャドル;顔以外の全身を覆う衣装、黒が多い(イランなど)
ニカブ;チャドルに加えて、目だけ開いた布を、
黒が多い(サウジアラビアやイエメンなど)

ブルカ;ヒジャブの一種、に加えて、顔部分のみ網で隠す、
黒とは限らない(アフガンなど)


トルコのお菓子 後方は木の実
青い実は、ピスタチオ


旅行者が多いとこんな風景が。。
トルコは、ATMで現地通貨以外に、ドルやユ−ロも出金できる!




フェリ−を間違えて降りてしまったアジア側の港の近くで
やたら盾を持った警官が多い理由は。。

2014年からエルドアン大統領が継続中、次回の選挙は、2028年予定
この3月、大統領立候補予定のイスタンブール市長イマ−モルが、
直前に拘束され、今も独房の中
特にこの頃から、反政府デモが多くなり、政府の規制はさらに厳しくなった
SNS規制や多くの市民やジャ−ナリストが拘束されている

今夜は、この公園に野党や多くの市民、グル−プが集まり、大集会を開催


港のそばの気になる本屋


左には、スフィ−の詩人、ルミや、ジョ−ジア オキ−フの絵本も。。
42才からニュ−メキシコで多くの時間を過ごし、
サンタフェで99才で亡くなったジョ−ジア オキ−フ


この下が大きな収蔵庫になっているようで、大きなゴミ袋を、捨てている


右側;イラン大使館、多くの人が書類を抱えて行列している。。。・・・?
通せんぼのような丸い支柱(ボラ−ド、Bollard)は、なんと車が通ると地中に引っ込む!

許可された車が来ると、リモコンで管理室からの操作で、地中に沈み通行を可能にする!
歴史地区の歩行者専用エリアで、よく使われているようだ



多くの国で、織物や絵画、陶器やタイルに赤と青が使われる
これは、ザクロの赤と、トルコ石の青か。。


今日のランチ
焼きナスペ−スト、フモス、ヨグルトやサルサソ−ス、サラダ、黄レンズ豆ス−プ、
これで充分だけど、前菜(メゼ)だったようで、この後、ご飯とラタツゥユ風が登場!


今日からDUP (Dance of Universal Peace)のトルコ、キャラバンとキャンプが始まった

オ−プニングサ−クルの後、ここでサ−クルダンスの予定だったが、
許可が降りなかったので、ホテルの会議場へ。

公共の場所で人が集まることは厳しいが、
室内なら個人のこととなるので、比較的いいようだ

12カ国から50人近い参加者のうち、シニア世代が4分の1、
スペイン語を第一言語としている人たちが3分の1、男性は2割

UDPは、1968年、北米のスフィ−ズムに起源を持ち、
世界の様々な言語の聖なる歌のフレ−ズを歌い踊る
意識を高め、様々な宗教間の平和を促進する

現在は、学校、礼拝の場、刑務所やホスピスなどでも提供されてる
参加型で、人前で披露されることはない
28カ国で開催され、日本では3年前に紹介された

アジア系はいないだろうと思っていたら。。
ブラジル日系移民が多いクニチバから来た移民3世の人、カザフスタンから、
カスピ海沿岸から来たイラン人家族、半年旅している日本人女性1人、


トルコ内のアジアとヨ−ロッパの起点終点を分けるボスポラス海峡
ガラタ橋の右側が、アジア側


夜のブル−モスク


カフェにあった写真
数十年前のイスタンブール



時々、あちこちの国で、新型コロナ規制の名残りを見つける。。