2025年9月9日火曜日

アルメニア、首都エレバン;共和国広場、自由広場からカスカ−ドへ、自然博物館

 
エレバンの宿は、なんと台所(でもIH Induction Heating。。電磁調理器)冷蔵庫、洗濯機まで。
午後は歩き疲れて、ギュムリビ−ルとファラウエルボ−ルを。

駅にも遠くない、大きなショッピングモ−ルの裏だけど、ベランダからは、小さな川と木陰あり
今は、イラン人家族、ロシア、ウズベキスタンからの旅人がいるようだが、
共有スペ−スがほとんどないので、出会わず。。

Airbnbで一軒貸しアパ−トだと、もっと広くて安価なのが、たくさんあるけれど、
あまり知らない街だと、私はオ−ナ−が近くにいる方がいいから


共和国広場、歴史博物館



ソ連時代、プロカバンダのポスター


隣接して国立美術館
9月17日からエレバン音楽週間開催




歴史博物館前
アルメニアは、本当に地下水の水飲みが多く、みな立ち寄って一口飲んでいく



自由広場、オペラ劇場



勝利公演のある高台まで572段のカスカ−ド
近くには、古文書保管所(マテナラダン)もあるが、行けず。。


頂上からは、アルメニア人の心の故郷、アララト山(5137m)
左;小アララト山(3896m)

1920年の条約により、トルコ領になったが、アルメニアは、この国境を承認していない
アルメニアとの国境32km、イランとは16m


勝利公演に向かう階段の途中、2m以上の巨大オブジェ、


アルメニア人は花束が大好き、
よくバラの花束を片手に持つ人々に出会う


56劇場での演目、どこも週末上演が多い


このス−パ−もチ−ズの種類が多い、これでも半分くらいか。。
燻製、麺状、カッテ−ジチ−ズなど


ここでもマスの燻製、
収穫始めのサジ−も販売中


市場の建物の中は、早朝から
干し果物、ナッツ、自家製ピクルスやチ−ズ、ジャムなど

地元の素材で作っただろうカゴたち
柳や柔らかめの木だろうか。。。
ヒョウタンは、何に使うのだろう。。


市場の外の青果売り場は、15時ごろから始まる


市場の建物の中のピザ屋
中近東のザ−タルや、地元素材がおいしそう
でも、午後には閉店していた



市場につるされていた、これはなあに。。?


バス停で見つけたポスタ−、人々の名前に、自由を!とある
政治的に拘束されている人々へ向けたものだろうか。。
司祭や女性も。。


宿近くの自然博物館へ
これはカモシカではなく、赤鹿
現在は数が減り、国立公園などで保護中



これでひとつ謎が解けた

絨毯に使っている赤は、コチニ−ルやRed woodのようだ
メキシコでは、うちわサボテンに付くけれど、虫なので、他の植物にも付くのね
それは、アルメニアンレッドと呼ばれ、古代からペルシアやロ−マに輸出されていた

チベット仏教僧侶の衣の色は、えんじ色、それがラックの色
ラックは、貝殻虫の分泌物(別名;えんじ色)
コチニ−ルは、貝殻虫のメスそのもの(色素名;カルミン)


野生種の麦や豆

アルメニアは、小麦や大麦、豆類の起源地のひとつ
野生エンマ小麦、一粒小麦や大麦、ライ麦に近いもの
ひよこ豆やレンズ豆、エンドウやそら豆などの野生種や祖先種が存在


標高差や気候の多様性の中から、古くから薬草が使われてきた
薬用植物の分布図

(国土の90%以上が標高1000m、平均1800m、
ロシア国境には、4、5000mの山々も多い)



薬草あれこれ

伝統、民間、修道院療法(monastery healing)の中心には、アルメニア正教の修道院があった
彼らは、薬草園を作り、地域の人々に処方し、施術していた

代表的な薬草は、
セイヨウオトギリソウ、カモミ−ル、ノコギリソウ、マリ−ゴ−ルド、
タイムやミント、セ−ジの葉、エキナシアなど