2026年2月26日木曜日

ナーヤンタイ村(3) 泥藍染め、結婚式


今日染めた布
左2枚;お母さんの布
左から;レーヨン台拭き、ほどく前の絞り染めショール、手織りショール、大麻糸少し


和紙もつけてみた
藍はPH11くらいなので、紙は溶けると聞いたけれど、溶けはしないが染まりずらい
泥藍を汲むココナッツの器も、美しい藍色に染まっている


大広間の入り口



ホムゲェオ 
インディゴ色素はあるけれど、染めに使わず解熱の薬として


入り口近くに建てる小屋
あっという間に竹で屋根をふき、竹床マットを編んでいるお父さん


今日は、別の結婚式へ、新築祝いも兼ねていたみたい
新婦の家で披露宴の前の儀式に持って行くのは、
餅米、ロウソクと聖水、手に合わせる若葉など

家族には、なんと味の素大袋!!と綺麗な小札など


長い読経の間、後ろに並ぶ女性たちは、素敵なシンをまとい、髪飾り、
肩に素敵なショール(バービアン)を掛けている
男性は、普段着で顔拭きタオルを肩に掛けている人も多い。。

この儀式では、女性7に男性1くらい、なぜ。。?



式場で、ひたすらソムタム(パパイヤサラダ)を作って、配る
直径30cmほどの鉢に、味の素大匙8杯+白砂糖も同じくらい。。
(皆味覚が、ほとんど麻痺(中毒)しているのだろうなあ。。)



竹細工用の竹
近所の年配男性は、いつ見ても、ひたすら竹ひごを作っている


近所のお寺のドア


Tai lueの伝統的蚊帳
紅い布は、精霊信仰を表わすという


今日の結婚式は、藍染のシンで
ちなみに、村の年配の女性は、全員真っ黒な髪、
グレイヘアは、禁断なのね。。


昨日からLao CSO Flegt Networkのスタッフ数人が、ビエンチャンからやってきた
これは、ジェンダーについて思考するために

コミュニテイや家族との幸福度、妻と夫との幸福度、土地相続、
子供の未来、家族の食糧確保


日本政府も、資金援助している


他にも森林保全と管理、リーダーシップなどをテーマに村々でワークショップ開催

同宿のもうひとりは、ウクライナからやってきたA
30代半ば、1ヶ月ここに滞在し、この後は東北タイへ行く予定

2022年10月(2月ロシアの侵略開始直後に、国境閉鎖)高額なお金を払って、国境を超えた
戦争が終わっても、母国に帰らない(帰れない)
戦争によって、人々が分断されたから、母国に残る人、国を後にした人
Temporary protection VISAで、モンテネグロに3年
(ポーランドの学生ビザは、失敗に終わった。。)

ソフトエンジニアで、離婚して母国にいる子供に毎月送金している
合法的に2年いれば、パスポート申請ができるアルゼンチンに行く計画あり
ウクライナのパスポートが失効する前に。
(徴兵拒否で海外にいる男性(18−60才)は、パスポート更新ができないかもしれないので)
(毎晩早口の彼と政治談義、原爆や日本の社会状況も聞かれ、中々大変。。)

中央アジアでは、たくさんの徴兵拒否のロシア人男性に会ったが、
国境を超えてきたウクライナ人に会ったのは、彼が2人目

徴兵拒否して国境を超えた男性は2万人、国外に出ようとして捕まった男性は5万人、
脱走兵は20万人ほどいる
徴兵年齢の男性は、原則出国禁止なので、
ロシアと違い、国を出ることも戻ることも厳しいという


泥藍用ホムタイ(琉球藍)
ラオス南部は、キアイ(インド藍)かな?


4時間かかって1000の細かな絞りを解く
高床式の私の部屋で


今朝の朝ごはん
餅米の下;メコン河の川海苔を揚げたもの、里芋風の葉っぱを煮てスパイス和え


 

 

2026年2月24日火曜日

ナーヤンタイ村(2) 村の染織、琉球藍の泥藍


これは沖縄、八重山諸島にもある紅露(クール、ソメノイモ)
ヤマノイモ科、タンニンが多く、遠くの森で採集


向かいの家、
早朝、泥藍を石灰を少し足して藍建
手前は、水に漬けたて醗酵させた琉球藍生葉。
インディゴ色素を沈殿、抽出


竹の泡立て器で、かくはん。
液が濃い藍色になり、青い泡(藍の華)になるまで


この家のお母さんが紡いだ綿糸
青;琉球藍、赤茶;ソメノイモ、赤;ラックなど

ソメノイモもラックも、
昔は自分で森に行っていたけど、今は、かムー人から、
琉球藍の葉もカムー人から入手するようだ


なぜこの家を作ったか。。、物語や未来、目的について
右;創設者のカム


木の窓、開閉も木の横棒で


向かいの家、小さな藍カメがたくさん


この家の入り口


軒下の綿の手紡ぎ場
手前から;綿の種取り器、紡ぎ器、綿打ち籠


皆お母さんの織物、手紡ぎ、草木染


夜、綿紡ぎをしているお母さん


川を超えて。。


ソメノイモに加え、さらに濃い色にするカムクーの樹皮を採集


朝から煮ているソメノイモに、カムクーの樹皮を加える
アルカリを強くしたい時は、灰汁も使う


近所の家の軒下


近所の家の庭にて
この村は、ほとんどの家で藍染と織をしている


横糸を通すヒ
糸巻きの上の穴を、鳥の羽で止めているのがわかる?


今日は藍染を。
一度藍カメに漬けた後、竹の棒で叩くよ、叩くよ
マリ、バマコの市場でも、音楽のように藍布を叩いていたなあ。。



小さな藍かめに、数回、順番に漬けていく
小さなカメに分けているのは、一度に藍色素がなくならないようにするためか。。


その合間に、お母さんは、上記のおさを使って機織り


アヒルも気持ち良さそうに泳ぐ近くの川で、藍布を洗う


朝から煮ているソメノイモの鍋に、大麻の糸を小さなハンカチを入れる(手前)


20年前、北インド、
デラドゥンのラジャスタンの綿ショール(バンダニ)染屋で見つけた
何千もの細かな絞り染めショール(ドゥパタ用)を、染め直し。


 

 

ナーヤンタイ村(1)村の風景


ナンバックからは、未舗装のホコリが舞う道を半時間

舗装道ーものが流通するー消費社会へ邁進ー出稼ぎ増加他の悪循環
こんなに単純ではないだろうが。。


ここは、Tai Rue Homstay &Art 
高床式の家、朝食付宿泊20$弱、昼夕食と
各種ワークショップ(藍染、鍛冶屋、料理、竹細工など)は別料金

伝統的な知恵や地域の自立を取り戻そうと、カムが作った
敷地内に伝統的Tai lue の家が4軒、母屋、共同トイレとシャワー、居間兼食堂などが囲む


家の竹屋根、10年ほど持つそうだ
各家は、20畳ほどで廊下が囲む


いつも走り回っている近所の子供達
桑の実をとって来たがまだ酸っぱい。。


在来の2mになる綿



大きな新芽をつけたバンヤンの根元には、神様を祀る
すべてのものに、精霊が宿っている


お寺の壁の外には、ホウキにする草


少し歩けば、タバコ畑や水田、ゴムやキャッサバ農園が広がる


午後は、高床式の家の廊下でタイプ


夕飯、3食餅米、豚肉のラープ、野菜炒め


左は何かと思えば、ラタンの芯
トゲトゲの外皮をはぎ、一番中の芯をあえる


朝ごはん、ゆで卵とタマリンド


この2日、夜のカラオケがすごいと思えば、前夜祭だったようだ
村の結婚式へ、各家から1人は出席するので、100テーブル以上はあるかも

お祝いなどは、水牛が高価なので、ほとんど水牛料理
ひたすら爆音、カラオケの中で、小さなカップで、乾杯を繰り返す
氷入りラオビアか水で。女性たちもよく飲むわ


新郎や新婦がやっと登場
皆のテーブルに飲み物を注いで回る
女性は子供連れで、双方30代、今はほとんど恋愛結婚


宿の女性と。
お母さんが織ったシンで
(ラオスの民族衣装の腰巻きスカート、手織り、草木染め)


どこも薪の山が。。


ブランコが二つ


お母さんが横になって、奥のゆりかごを、紐を引っ張ってゆらゆら
いいなあ。。


今までで、一番贅沢な蚊帳の中の布団
枕カバー、シーツ、掛け布団も皆、お母さんの、手紡ぎ手織り(縦糸も横糸も!)草木染


上記の結婚式、披露宴の後、部屋で昼寝していたら、また声がかかる
なんと同じ日に、もう一組の結婚式が。。!
新郎新婦、皆の前で、ほっぺたにキスを3回


とてもゆっくりのTaiのダンス
男女対で、輪になって。。


家の窓から、朝焼け前



伝統的な家は、あまり残ってないけれど、
これは大きな高床式の家、多分区切りはない

時々現れるコンクリート製の豪華な家は、出稼ぎや海外からの仕送りだろうか。。


二番目の結婚式、ここは、男女で左右にテーブルが分かれていた


あちらこちらに、鶏やアヒルが放し飼い
夕方には、小屋に戻るのかな


美味しい白胡蝶(ドックけー;タイ)
花と若いサヤを、酸っぱいカレーや煮込みに


このイチジクの仲間は、食べない


サフラン色の下弦の月