2020年12月29日火曜日

お灸の会と、ゴミ減量エコバスツアー

Making moxa and Garbage weight loss tour

今日は五右衛門で、お灸の会
干しヨモギをすり鉢ですり、こしたら、荒めのもぐさが・・


各自作ったものを箱灸に入れ、丹田の上あたりに・・
上は孟宗竹の輪切りに、銅のネットを入れたもの


ここは冷え性のツボ、

もぐさ塩温湿布は、薪ストーブの上で温めたら、気持ちいい・・
もぐさと塩を混ぜ浅い布袋に詰め、(電気釜の保温などで)温め、体(目や首の後ろ、腎肝臓・丹田など)に置いて、そのままおやすみなさい、足には湯たんぽ、冬の日課。


ずっと、毎日出続けるゴミの行方が気になっていた
生ごみは畑へ、雑紙は回収されても、それでもたくさんのゴミが出る・・

日本が1年間に焼却するゴミの量は世界一、3500万トン(2008年)、独、仏と続く
公害を出す焼却炉数も世界一、プラの多さと土地の狭さのためか・・?
(他の国々は、埋め立てと不法投棄?)

韓国は、食品廃棄物や糞尿汚泥の海洋投棄を2016年まで続けていた
日本も人口増加に下水道整備が追いつかず、海洋投棄を2007年まで、
アメリカは1992年まで、イギリスは1999年まで続けていた。

やっと市の環境政策局・ごみ減量推進課・
エコまちステーションのエコバスツアーをオーガナイズした。
まず南部クリーンセンターへ
ここには、京都中からプラゴミ(資源ごみ)が集まってくる

まず手作業で分別(by 横大路学園)後、機械で分ける→
滋賀・大分・福井の民間のリサイクル工場に運ばれる
(あらためて、資源ごみは正確な分別・分別だなあと・・)

アメリカに次ぐ世界第2位のプラゴミ輸出国日本の資源ごみは、
民間委託後、どのくらいリサイクルされているの? まだはてながいっぱい。


このクレーンは直径6m、4トンパッカー車の2台分!
そこで点検作業しているひとたちは、原発の中のような毒ガスマスクを着用中

京都市が1日に出すゴミは660トン! 

その3分の1以上は水分量が多い生ごみ、それらを分別し堆肥化すれば、随分変わる
ノルウェーは、生ごみ用の大きなゴミ箱があった。日本でも山形市などは自治体で実施中

焼却後、20分の1くらいになった灰は、エコランド音羽の森(埋め立て処分地)へ。
灰の一部は、海の埋め立て地・フェニックス(関西広域処分場)へも。

2018年世界のリサイクル資源の半分輸入していた中国が、国内と大気汚染のため原則禁止、
でもそれらはその後、マレーシアやベトナム、タイへと向かう。
(ゴミ産業、ゴミのグローバル化はすごい!)

海のマイクロプラスティックは、2050年には魚の量より多くなるという試算あり。
塩も帯水からも検出されている。


その後、同じ敷地内の環境学習施設「さすてな京都」へ
ゴミレッカー車がゴミを降ろすプラットホーム~焼却炉~ゴミピット(ゴミ箱)~
排ガス処理施設~蒸気タービン発電機~バイオガス化施設などが、
子供も楽しく学べるようになっている、
週末は、京都エコロジーセンターとのシャトルバスあり、また行こう

ツアー前、たねまきシネマで「ゴミアートの奇跡」(ブラジル)を見た。
その後、図書館でゴミ関係の本を借りる。
子供向けの本はわかりやすく、たくさん出版されている!

ちなみに京都市人口は150万人、年間その36倍の5200万人が旅行者として京都へ!
これはギリシアのxx島のように完全に観光公害(over tourism)、
それでも財政赤字なのはなぜ・・?