2024年5月28日火曜日

ゴソ島上陸、ヴィクトリアの街角から、移民や難民たち


シチリアの南、西はチュニジアのマルタ共和国、
その北のゴゾ島へ上陸
16世紀からもオスマン帝国ーフランス軍ーイギリス軍に占領されたのち、
1974年に独立

アフリカ北部(チュニジアやモロッコ、リビアやギニア、
ブルキナファソやコートジボワールなどから)から移民たちが、
地中海を渡って運よければ到着するイタリア南部のランペデューサ島のように、
(2023年9月には、1週間で1万人以上が島に上陸、
その影では、2014年以降2万人以上が海上で死亡
EU国の国境線上で、海上保安船の押し返しの最中にも多くが死亡)

(海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島)の映画にもなった

ここマルタ島南部のハルファー(hal far)にも移民が辿り着き、
保護センターに数ヶ月から数年いたのち、
わずかな人が亡命、難民申請受理され、他の人達は母国へ強制送還される

日本も同じだけれど、彼らの姿は、ほとんど見えない




犬の糞は、こちらへ。
皆で飼っているような猫も多し


今日から1ヶ月通うBELSゴゾ、学校は田舎にあるので、
ビクトリアの学生寮から、1時間に1本のバスでお弁当を持って。

クラスメートは、ペルーとブラジル、スイスやドイツからの退職者も多い。
クラスは7段階ほどあり、私は1段階下げて、Preーintermediateの小クラスへ
テキストは、ナショナルジオグラフィーlearning、教師は南アフリカからの女性


バスの中、
新型コロナの間も、エッセンシャルワーカーたちに感謝!


スーパーに行こうとすると、虹色の横断歩道が。。

フード配達やバスの運転手、ごみ収集の人たちは、ほとんどが移民のようだ
アフリカやインド系の人たちがとても多い
海岸に行く道を教えてもらったのは、マケドニアから移住し7年目の女性
街で道を聞いたら、フード配達をしている日本語に暮らしていたネパール人男性



小さめのオーガニックショップ の店内
手前に野菜も果物も少しあるよ
植物性ヨーグルトやチーズ、グルテンフリーのクスクスもあり




大きなスーパーには、有機やアジア食品コーナーもあり。
野菜の種類は圧倒的に少ないけれど、
グルテンフリーや植物性タンパクの食品も多い、
自給できているものは少なく、多くはイタリアや他のEUからの輸入が多い。
食料自給度は、日本より低く20%ほど。多くは石灰岩の大地だからかな。

その隣の公園にて
(自由に持って行って、また返してね。あなたの本も置いていってね)
Lonely Planet MALTA を見つける!

(イギリスのフィンドホーンには、無人の衣類や雑貨の小屋があり、
時々使わせてもらったなあ)