2024年5月31日金曜日

ヴィクトリアの街角から、アースリバレーと塩田


島なのにゴミ意識が低く、家庭のゴミは、生ごみとビン、
それ以外(プラも紙も)は一緒!

大きなスーパーには、よくヨーロッパの国にあるような
リサイクルボックスあり、ポイントがつくようだ(これもごく最近開始)


バス乗り場近くに立つ野菜市
平日の午前中のみ
ほとんど輸入のマルタで、どれが地元産かな?


漁師の車も。


今日は、島の北西のアースリ村の谷を目指す
途中の段々畑には、レモンやブドウあり。
雨がよく降るのは、冬なので、それ以外はカラカラかなあ。。
と言っても10−1月に、月平均80mmくらい


これはトゲなしウチワサボテン!


石段を降ると、細長い入江が、300mほど続く


未来の化石かな?


そこから海岸線沿いに、Salt Pansに向かう
岩場には、塩の結晶があちこちに。
ここで塩をすくって、干してみよう、苦汁の多い荒い塩ができるはず



ここにも一面に塩が。。



ローマ時代から続く、強い日差しと海水を使って塩作り
塩田は島中に残っているが、今でも続けているのはわずか
6−9月ごろ塩作りをするようだ

 

チテダル 歴史家屋


ゴゾ島、人口7000人の街(ヴィクトリア、ラバト)は、
すでにオーバーツーリズムの典型のよう。。
(マルタ島は、もっとすごい)

城壁に囲まれたチトダル


私の先祖の足跡が。。




グランカステロ歴史家屋
多分水車の粉挽


かっては綿や羊毛も自給していた
絹は島にあるようだ


そこの中庭
木の下には、イタリアンセロリやミント、
ビワやレモンの木、ブドウ棚もあるよ


ゴゾレース


秤の数々


この島は、昔から刑務所にも使われていた
修復時に発見された受刑者の記憶
ほかに船の絵も多い


石灰岩に取り込まれた貝たち


 

 

ゴゾ島の植物(1)


今は毎日19−25°、でも日差しはきつい。
地中海性気候+乾燥、亜熱帯くらいか?
石灰岩の大地

ヒマの赤い実
南インド、タミールナドゥのアーユルベーダ病院の敷地には、
野生のヒマがあちこちに。


公園のジャカランダ
薄紫の花と種


やっと出会えたキャロブの木!
上の緑のサヤが焦茶色になり、サヤを粉にする
イスタンブールのナッツ屋にも、サヤがあり、飲み物にするという


こちらでは、キャロブリキュールや、ジャムも!



あちこちに群生しているウチワサボテン
地中海や北アフリカ、メキシコではこの葉や実を食べる
酸味のある茎ワカメのような味

左は野生のアニス
これまたどこでも群生中、黄色の花盛り


トゲをとり、薄皮をむいてサラダに


竜舌蘭の仲間か?
メキシコでは、竜舌蘭の花の茎から蜜をとり、
それを発酵させて、テキーラに


バナナも!


野生のタイム、蜂が群がっている
とても香りが強い




 

BELS ゴゾ、ジュガンティーヤ神殿


ある日のクラス
生徒の国々の結婚できる年齢、徴兵制などいついて。
今日は、それぞれの国のビザや永住権の取得法についても、盛り上がる。

野良猫は毎日教室に入ってきて、黒い雄鶏もすぐ外で走る


pre-intermediate のクラス
(左から)ブラジル、ベネズエラ(パナマ在住)、ドイツ、スペイン、ポーランド
南アフリカ(教師)(前列)私、スイスから

テキストは、ナショナルジェオグラフィー Learning !
この後、ここで、明るいコロンビア人のダンス教室が始まる!



あちこちで使われている貝の入った大きな石灰岩のブロック


世界一古いと言われるジュガンティーヤ神殿(巨人の塔)から



紀元前4000年くらい(新石器時代)に建造された
硬質のサンゴ質の石灰岩で、全長6m、20トンの石からできている


クラフトビレッジの銀細工



 

2024年5月28日火曜日

ゴソ島上陸、ヴィクトリアの街角から、移民や難民たち


シチリアの南、西はチュニジアのマルタ共和国、
その北のゴゾ島へ上陸
16世紀からもオスマン帝国ーフランス軍ーイギリス軍に占領されたのち、
1974年に独立

アフリカ北部(チュニジアやモロッコ、リビアやギニア、
ブルキナファソやコートジボワールなどから)から移民たちが、
地中海を渡って運よければ到着するイタリア南部のランペデューサ島のように、
(2023年9月には、1週間で1万人以上が島に上陸、
その影では、2014年以降2万人以上が海上で死亡
EU国の国境線上で、海上保安船の押し返しの最中にも多くが死亡)

(海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島)の映画にもなった

ここマルタ島南部のハルファー(hal far)にも移民が辿り着き、
保護センターに数ヶ月から数年いたのち、
わずかな人が亡命、難民申請受理され、他の人達は母国へ強制送還される

日本も同じだけれど、彼らの姿は、ほとんど見えない




犬の糞は、こちらへ。
皆で飼っているような猫も多し


今日から1ヶ月通うBELSゴゾ、学校は田舎にあるので、
ビクトリアの学生寮から、1時間に1本のバスでお弁当を持って。

クラスメートは、ペルーとブラジル、スイスやドイツからの退職者も多い。
クラスは7段階ほどあり、私は1段階下げて、Preーintermediateの小クラスへ
テキストは、ナショナルジオグラフィーlearning、教師は南アフリカからの女性


バスの中、
新型コロナの間も、エッセンシャルワーカーたちに感謝!


スーパーに行こうとすると、虹色の横断歩道が。。

フード配達やバスの運転手、ごみ収集の人たちは、ほとんどが移民のようだ
アフリカやインド系の人たちがとても多い
海岸に行く道を教えてもらったのは、マケドニアから移住し7年目の女性
街で道を聞いたら、フード配達をしている日本語に暮らしていたネパール人男性



小さめのオーガニックショップ の店内
手前に野菜も果物も少しあるよ
植物性ヨーグルトやチーズ、グルテンフリーのクスクスもあり




大きなスーパーには、有機やアジア食品コーナーもあり。
野菜の種類は圧倒的に少ないけれど、
グルテンフリーや植物性タンパクの食品も多い、
自給できているものは少なく、多くはイタリアや他のEUからの輸入が多い。
食料自給度は、日本より低く20%ほど。多くは石灰岩の大地だからかな。

その隣の公園にて
(自由に持って行って、また返してね。あなたの本も置いていってね)
Lonely Planet MALTA を見つける!

(イギリスのフィンドホーンには、無人の衣類や雑貨の小屋があり、
時々使わせてもらったなあ)