2019年9月6日金曜日

オランダ・アーネス~北フランス・レネビルへ

The Netherland Arhem~North France Renevill
狭い夜行列車(2等、3段2列)に初めて乗り、オランダへ
アムステルダムでノード地区のデ・クーベ(De Ceuvel)へ
 
元造船所だった場所は、クラフトビールを出すカフェ、ハウスボードの宿、水上菜園
木橋沿いのいろいろな事務所、アーティストやクリエーターが集まる場所へ。
土壌汚染を排除し、持続可能な環境を目指す都市開発計画でもある
 
(ここのトイレはみなコンポストトイレらしく、確かめたかったが・・)
 
 
デ・クーベルの地図

 
そして、アーネス駅で14年ぶりにベンと会い、彼の作業所、アトリエ23へ
 
広い敷地に、後天的に脳障害を持ったひとたちの部屋
(版画、粘土、絵画他、各自の机あり)、ロウソクや石鹸作り、
ハーブ畑や菜園(近所の人たちに販売)、カフェや図書室などが広がる
 
 
1-2階もアパート、3-4階は彼のような障害を持ったひとたちが暮らす
週末に1週間分の料理をし、ひと皿づつ冷凍しておくそうだ
夕食は、私も一緒に

 
彼の最近の作品「世界の独裁者」
 
2004年、中部タイの島でバイク事故にあい、瀕死の重傷。
6週間の昏睡状態から、家族の愛情で奇跡的に意識を取り戻した彼は、
事故前よりおだやかに、幸せそうにみえた、
右目は失明し、左足は不自由でも。

 
今晩は、彼の姉たちのギャラリーのような家泊

 
アーネスのビオショップや週末マルシェ(この2列がビオ)で買い出しし、出発


 
郊外の野外博物館へ
コットンペーパー作り、上部の大きな歯車を動力で混ぜる、糊は加えない
古い綿布の再生紙はインドも同じ、(でも、どうして植物で紙をすかないの?)

 
昔は、草で養蜂箱を作っていたのね

 
それは大きな農家、広い牛舎も中にあるよ
人も牛や馬も、同じ屋根の下

 
初めてみたリネン(亜麻、フラックスシード)
収穫後何カ月野ざらしにして、繊維を柔らかくする?

 
手前は、リネンの服やシーツをを伸ばす道具

 
貧しい農家の家

 
石炭でする鍛冶屋

 
水車で回すリネン洗濯屋
上部に大きな歯車あり

 
馬車の木の車輪を作る

 
そして北フランス、レネビルの姉の工房へ
大きな古い農家を、時間かけて改装中
左:手前母屋、奥:広~い工房、右:客室、奥はいろいろな果樹も植わっている庭

 
ある日の夕食
スイカ、オリーブとフェタチーズ、ミントサラダ、そして発泡ワイン

 
広~い工房の前で朝食
左:姉のパートナー(彼の後見人でもある)ミイケは助産師、
右:もと助産師の姉ピタイヤは、今は画家を目指し、半年はこちらの工房にいる