2020年3月29日日曜日

南インド(6)アーユルヴェーダ病院

South India (6) Ayuruveda Hospital

トリバンドラムからタミールナドゥ州・コインバドールへ夜行バスで、
寝台バスもあるが、座席で移動
さらに車で1時間揺れて、西ガード山脈ふもと、
森林保護区・標高700mのSDJアーユルベーダ病院へ

シングルの部屋の机の上には、
白湯と薬草湯、塩とヤシ砂糖、自家製・蚊よけシトロネラスプレーなど


医師との問診、脈診と舌、日本での血液検査結果なども見せたのち、
この3週間の薬が決まる

1日5回(朝6時、朝食後8時、朝食後13:00,18:00、夕食後20:00)の薬と、
白湯と薬草湯が毎日運ばれてくる
ほとんどがヤシ砂糖入りで結構甘い液体

毎日日の出前に起きて、口ゆすぎ~白湯を飲み、朝の薬を・・


ここは患者満員でも20人弱、医師3人、セラピスト17人、牛や畑係5人、
食堂3人、清掃係3人の小さな伝統的アーユルヴェーダ病院

中庭を囲むように、1階に、各医師の問診室、薬局やアクテビティルーム、
薬草調合室、薬部屋など、入院部屋は1-2階に。
外側には、住み込みスタッフの小さな部屋が並ぶ


朝食(7:30)はこんな感じで、とても軽い
大好きなアッパムとチャツネ


昼(12:30)のミールス、集中して食べられるように、皆部屋食・・
みなスパイスも油も控えめで、よく煮ている、繊維質はほとんどない感じ

生食はゼロに近いが、、ザクロとグアバのみいいことがわかり、買ってきてもらう。
生ココナッツも飲んでいいことがわかり、3週目近くから毎日午後の楽しみに。
生ココナッツを割ってもらい、ジュースと中の柔らかな果肉を・・




病院への入り口
数㎞先はケララ州、そこの村から通ってくるセラピスト女性も多い


隣人の頭湿布(バターミルクと薬草か?)


夕食(19:30)はこれくらい
今日は、シコクビエのイドゥリ(蒸しパン)とマッサラ味のおかゆ(ほとんど毎日!)
ココナッツチャツネ


大好きな火炎樹(フォランボヤン)
ザンビアやマリのサバンナでよく見かけた、雨季が始まると真っ赤な花がたわわに・・
+ジャカランダとチューリップツリーが熱帯の三大花の美しい樹らしい


アーユルベーダは、基本薬草入りオイル(胡麻やココナッツ油)マッサージ
今日は薬草オイルかけながら、薬草タンポンで体をたたく


タマリンドを干して殻を取り、岩塩と交互にして保存
でもこれはスタッフ用で、患者はすっぱいものは、基本取らない


今日のおやつ(16:00)は、
シコクビエとヤシ砂糖の上にココナッツをかけたもの

食用バナナをゆでたものやポン菓子だったり・・


3週目に、目の湿布(バターミルクとアムラ)を3日間、
点眼と点鼻は最後から2日前に1回のみ。


大切な薬草、アムラの種を取る器械!
ここにも広ーいアムラ林あり