2019年4月2日火曜日

スケコット村へ

 for Sukekot village
車に揺られて数時間、大地震で被災したスケコット村へ
 
あちこちに丸太をくり抜いた4つの養蜂箱がある
小さな穴が側面にひとつあり、両脇は板と泥でふさいでいる

 
どこも壁のようにトウモロコシ(マカイ)を保存中
家畜の飼料や、ご飯に混ぜたり、粉にしたりポップコーンに

 
シコクビエのドブロク(チャン)作り、飲む前に水を加えてこねる
アルコール度は3%位か?

 
右:固定式の石臼
彼女が焼酎(ロキシー)を作ってくれた
銅や真鍮の台所用具も少なくなっている

 
下の鍋にドブロク、上の鍋に冷やした水と蒸留酒の受けカメ、
白い線は、何回中の水を変えたか。
大体4~5回でOK、隙間は泥やタオルでふさぐ
アルコール度は35度以上で、強くて飲めない・・

 
共同の水くみ場
ここで洗濯や冷たい水浴び、水汲み

 
下で作ったシコクビエのクレープに、
採りたてハチミツと水牛バター(ギー)、ぜいたくな朝食をいただく

 
シコクビエ粉と水のみ、油も敷かず、手でのばす!

 
大事そうに取ってあったキビ

 
どこもシコクビエの脱穀を中
左の女性は歩けないが、脱穀ならできる

 
できあがった焼酎(ロキシー)は、土カメに保存
蓋は干し葉、ずっと持つ

 
この村(65世帯で300人位)では、
大地震後3-4人村を離れたけれど、その後戻ってきた。
でも仮設の家で寒くて7-8人亡くなった・・  十数人は年中出稼ぎに。
 
全壊の家には30万Rs支援金が出るが、セメントで強く狭い家のみに支払われる
 
 
丸太の養蜂箱からハチミツを採取
縦に層になって蜜ができる
彼は5つ養蜂箱を持っており、年3回収穫し、
ひとつき1万Rsくらいになる大事な現金収入、他は野菜などから