for The Noto Peninsula
それは心地よい能登鉄道に乗り、よろみ村へ
前泊は、オーナーは世界をめぐるヨットマンでタイにも1年いた「ゲストハウス北海」
ゲストハウスの目の前は、小さなハーバー、温泉もすぐ向かい。
ここは、輪島市与呂見(よろみ)龍昌寺
40年前、金沢にあった禅寺をこの地に移す
原野を開拓し、お寺や家を作る
その後この暮らしかたに賛同した家族が移り住み、五家族となる
版画や陶芸、現代アートのひともいる。
居間の薪ストーブにぶら下がった木酢液取り
広~い庭の藤棚
毎回みなで手伝って作る
素材はほとんど畑から、料理は、みなシンプルでそれはおいしい。
今晩は、ジャガイモバーグ風、キャベツ焼き、二年沢庵、ぬか漬け、
イワシの一夜干し、ズッキーニのラタツゥユ、トマトサラダ、切り干し大根煮など
毎朝6時から、座禅と読経、作務
坂を下りると蓮畑
間に稲や水連、クワズイモ(?)も。
蓮の茎から蓮糸ができるはずが、切れる・・??
北ビルマ・シャン州・インレー湖では、蓮布作りが盛ん
啓子さんは、本藍染めも柿渋もする
20年目の藍がめ
なんとスクモも作っている!
これは2年前のスクモ
日本のほとんどの手工芸は、分業化している
藍染めも同じで、スクモ作り~本藍作り~藍染めをひとりでしているひとは、
本当に数少ない
蓮にお湯をかけた蓮茶
うすいクリーム色
朝、蓮花の中に白茶(中国の緑茶)を入れ、
茶葉に香りをうつし、いただく
5万坪の敷地には、薪小屋、藍小屋(左)、農機具小屋、車庫、
畑、それぞれの住居、工房などいろいろな建物などが点在
(奥)龍昌寺、台所と居間 (手前)宿坊
菜園や田んぼは有機農法、(左)平飼の鶏小屋
子どもたちが中学生ころから、各家族で畑やご飯を食べるようになったそうだ
、それまでは共同の畑、食事。
笑い続け、おいしいものを食べ、倍音ではもった3日間
今度は、冬の沈黙を楽しみに・・・