2017年10月24日火曜日

福井・鯖江のRenewへ

 
for Renew in Sabae,Fukui
RenewX大日本鯖江博覧会へ
 
鯖江駅前の漆塗り職人
修繕する箱ものを塗っている
糊漆(米糊+ケヤキの粉+漆)を混ぜるたものを始めに塗る
 
 
越前漆の「うるしの里会館」から歩き始め
普段は出入りできないものつくりの現場を経験し、体験する
鯖江地区には、最近40人も移住したそうだ
 
ここは「ろくろ舎」、石川県ろくろ技術研究所で3年研修中の女性が、くるくる
木地は、ケヤキやミズメサクラ
私はひそかにずっと、(木ろくろをしたい)と思っていた

 
1793年創業「漆琳堂」で生漆・拭き漆のワークショップ
左の生漆を布に付け、木地を塗る
その後店で、塗り・乾燥を3回ほど繰り返し繰り終わり

 
ここにも、全国から漆器のお直しが送られてくる
これは福井の宿の汁椀

 
漆の入っている箱、漆は中国から。
これで10万円くらいだが、最後の中・上塗りだけだと300個くらい塗れるらしい

 
漆の木。古くから越前には漆かき職人がたくさんいて、
田植え後、稲刈りまで漆液を採集しながら、全国を回っていた。
(弥生時代にも赤漆があった!)
 
鯖江市の学校給食では、お盆とお椀を漆塗にする試みが始まった。
 
 
創業100年の「錦古さと漆器店」、ここでも漆塗り体験可。
赤は何の色かずっと気になっていた。
なんと「有機水銀粉とカドニウム」(弁柄も)と聞いて倒れそうになる。
有機水銀粉の箱があった・・
日本の赤はそうだったのか・・

 
神社のお供え高盆、山車、蒔絵、漆は欠かせない。
漆は湿度で乾く。湿度60%、26度が最適。
ここは常温で風呂敷に水分を含ませたりして調整している、送り風呂

 
うるしの里会館の柿渋を作るときの柿絞り器
漆の下地に柿渋を塗ることもある。
 
他のも、浜町発酵夜市、福井クラフトツーリズム、移住EXPOなど盛り沢山の4日間