2026年8月18日火曜日

キルギスタン最後の日

 タジキスタンとキルギスタンは、平均標高が3000m以上の山岳国家。キルギスタンは国土の40%以上、タジキスタンは国土の50%以上が3000mを超える。

でも大きな違いが。。タジキスタンは、定住農耕民族でペルシア系、石や日干し泥レンガの家が多い。キルギスタンは移動遊牧民族(モンゴル・トルコ系、本当に東アジア人に似ている人が多い)で、移動式のユルタ(5−9月ごろで、小麦収穫前には村に帰る)も多い。

2023年夏、キルギスタンに1ヶ月ほどおり、今回は2回目。この何年かのすざましい開発の嵐よ。この多くが高地山岳地帯の国で、イシシクル湖一周道路は、4車線の道路を建設中。中国の一帯一路(Bold&Road Initiatives, 2015年までは、One  Belt, One Road) の一部でもある。アジア開発銀行(ADB)や欧州復興開発銀行(EBRD)からの融資で、中国企業が入札することが多いようだ。物価の上昇率は、カザフスタンと同じくらい。。

両国とも中国やロシアとの貿易依存度がとても高く、ロシアからの移住者(徴兵拒否したITなどの若者)が増えたことも、物価を高くしているようだ。タジキスタンは、GDPのうち出稼ぎ先からの海外送金が50%近く(6割はロシアから)、キルギスタンは、海外送金は30%だけど、8割はロシアから。最近、これらの変化が起こっているようだけど。。

債務破綻はなさそうだけど、環境破壊、水質や大気汚染、地域格差が、ますます大きくなっていきそう。Aフレームやコンテナハウス風、金属製の大きなユルトと、全く同じデザインの宿があちこちにできていた。。

そんな中に、CBT (Community Based Tourim、地元住民が主体のネットワーク)が全国にある。今回は、あまり使わなかったけど。。キルギスタンへ来る時は、ぜひHPをのぞいてみてね。

東部カラコルの宿には、(持続可能な観光開発の基礎と実践)という小冊子が置かれていた。行けなかったけど、DEMというコワーキングや社会創造図書館、レンタルスペース、カフェやミニシアターを展開している場所があり、その試みは、各地に広がっているようだ。

カラコルでは、スターリン時代に宗教迫害と大旱魃を逃れて、命懸けで天山山脈を超えてきた中国モスリム、ドゥンガン人の家(4世代目)に泊まり、野菜料理を。

中央アジアの食べ物は、牛肉とミルク加工品、小麦がほとんどで、野菜は添え物。多くの料理が油の中に具が浮いているくらいなので、お腹をこわす旅人も多い。私は、ずっと簡単半自炊中。

さて、明日は中央アジア最後の国、ウズベキスタン東はじ、トクルメニスタンに近いヒヴァへ。