バックハー最後の夜は、市場で買った当帰(セリ科)と細いタケノコを調理してもらう。
美味しい!こんなにして当帰は、パクパク食べれるのね。
市場では、野菜のごとく売っている。
京都の小さな庭にも、奈良で見つけた当帰の株が、
80cmくらいに育っているから、食べてみよう!
バックハーからラオカイに戻り、標高1600mのサパは素通りし、
18km北のタフィン村(Tha Phin)へ、標高1200m
宿で、薬草泡風呂用に煮出した液を詰めている薬草師のお母さん
赤ザオ人は、結婚後眉を剃る
夕食は、左下から時計回り:茹でタケノコ、庭の鶏、野菜の新芽、
青菜をさっと湯がいて水切りし、そのまま2−3日おくと酸っぱくなる(ザオ ツァ)、
新芽の茹で汁(野菜の茹で汁は捨てずに、飲むのね)
真ん中:毎回登場するつけ汁(水と唐辛子、ネギやニラ)
なんでも?これをつけて食べる
何かに皆が集まる囲炉裏、その上には、豚肉、
ヒョウタンや各種トウモロコシ(皆ウルチ)がぶら下がっているよ
お父さんは、シャーマンで、その時に使うものか。。?
夜は村人の家に行っていることが多く、あまり見かけない
シャーマンは世襲ではないが、男性のみなれる
この2000人ほどの村に、シャーマンが5人しかいないので、
村内での祈祷などで忙しい
ここには、シャーマン用の漢字の経典や道具がいっぱい、
音の出るものは、祭礼や結婚式にシャーマンが使うもの
右側は、祖先崇拝の棚
一家にひとり、息子が祖先を祭る
黒ズボンの後ろに巻く縦長の布
なんて美しいのだろう
裏庭へ。養蜂箱。1年に2回蜂蜜を採集するそうだ
葉っぱは20cmにもなるハッカの木
落ちていた葉っぱを拾う
初めて見た黒カルダモン
下部の芽から花が咲く季節
収穫は9−12月で、焦茶色の実は3cmくらい
近くの深い洞窟に入ると、入口近くにある祭壇が。。
山神、鬼門の字があり
ほんまに、どこでもあるツボ草(ルアマ)よ、いいなあ
セリ科、解熱、利尿、止血、神経や脳を活性化、皮膚疾患、静脈瘤などに。
鍋やスープ、飲料用に。
村にあるストーンガーデンの庭
ここの薬草製品売り場にある各種薬草焼酎漬け
近所にあるヘルスステーション
ネパールのヘルスポストのようなものか。。?
はるかにこちらが立派に見えるけど。。
これが熱帯の竹林
埋め尽くされることはない
夕方、家路に戻る水牛や牛
薬草泡風呂は、35種類の薬草を入れる
家によって多少違うようだ
泡(サポニン)が出るのは、2種類の木の葉っぱ
お母さんと、森に薬草摘みに行けるかな?
この何日か風が強く、そんな日は、森に行くと危ないという
あと息子と両親もいるよ
これが赤ザオ人の薬草泡風呂、3週間ぶりのお風呂!
左から薬草、右は水が出てくる!
日本では、セイタカアワダチソウ(泡立ち草!)を煮出したお湯に、
シャワーで水圧をかけると、このくらいの泡が立つよ。
右から:タイ黒檀、+2種類の木で
酔った時などに体を冷やすらしい
タイ黒檀(カキノキ科、タイ語マックルア)は、
タイでは発酵させ焦茶色に染める、柿渋のように。