for Miyazaki (1) Shiba village
台風の中、宮崎と熊本の県境近い椎葉村へ
93歳・椎葉クニ子ばあちゃんの暮らす尾向は、冬は根雪になる標高900m
なんと子供5人、孫11人、ひ孫38人で直系が54人もいるそうだ!
「500種類の野草や山菜がわかるよ、焼き畑と塩と山菜があれば、生きていける!」
西宮・お米の勉強会から。
民宿・焼畑の夕食
(左上~)ゲンノショウゴ、桑やウドの葉などの天ぷら、ヤマメ煮(子供のころは、両手ですくえた!)
煮しめ、イタドリや梅の漬物、菜豆腐、灰汁のコンニャク
破竹とワラビの煮物、地鶏のタタキ、
+炒りヨモギ茶とトウキビ(地キビ、硬粒種)入りごはん、ソバすいとん入り汁(わくど汁)
昨日8月3日は、5000年続くという焼畑の火入れ、
途中から雨になり、まだらに焼ける。
急斜面の広い敷地を区分けし、
ます1年目ソバ、2年目大豆や小豆、3年目モチアワやヒエ、
4年目平家カブなどの輪作、間に木も植えて、20~30年でひとめぐり
翌日は、共同作業体験場「粒々飯々」(つぶつぶまんま)で、
コンニャク作り、ヨモギ餅つきとソバ打ち体験、
立派なコンニャク芋
まずこぶし大のコンニャク芋(1~2年目)をよく煮て、ミキサー(か臼)でジュース状に
それを混ぜる、混ぜる、半時間以上。
そして、カシなどの木灰の上澄み液を入れて、混ぜる、混ぜる。
もう餅状になったよ。
木灰の上澄み液を手につけ丸くする。
高知はモロコシ(地キビ)の粉入れて黄色、滋賀では唐辛子やベンガラ入りの赤コンニャクもある。
1時間以上煮てできあがり♪
打ち立て(焼き畑)のソバとアンコ入りヨモギ餅、後でゆで立てコンニャク登場。
青紫蘇の千枚漬けやユズ皮の溝漬けなど、漬物もとてもゆたか。
いただきま~す。